第11話

♟ 歪んだ真実
319
2025/12/24 14:00 更新
前回の続き


タカシside





齋藤タカシ(中学生)
齋藤タカシ(中学生)
……は、、
松村北斗(中学生)
おい、どうした?


齋藤タカシ(中学生)
齋藤タカシ(中学生)
お前……これ、嘘だろ……
松村北斗(中学生)
だから、何が?


北斗が聞いてくるが、なんと返せばいいか分からない
ミサキの母親と北斗の母親が同じ……?
北斗ママがミサキを捨てた?そんなことあるのか?



俺はミサキの母親の顔は知ってる

4年前ミサキを拾った時に、ミサキのポケットに母親の写真が入ってたからだ
北斗ママとミサキママが同一人物だったとして、北斗は知ってるのか?
でも、一緒に過ごしてきてこんな純粋な奴が今までそれを隠してきたとは到底思えない


松村北斗(中学生)
タカシ……大丈夫?顔色悪いけど……
齋藤タカシ(中学生)
齋藤タカシ(中学生)
ごめん……も、帰る
松村北斗(中学生)
あ、ちょっと……


俺は逃げるようにこの場を去ってしまった





齋藤タカシ(中学生)
齋藤タカシ(中学生)
ただいまー
川野ミサキ(中学生)
川野ミサキ(中学生)
おかえり
齋藤タカシ(中学生)
齋藤タカシ(中学生)
ミサキ、驚くと思うが聞いて欲しい


俺は今日の事を全て伝える

ミサキは真剣に聞いてくれた









川野ミサキ(中学生)
川野ミサキ(中学生)
……つまり、私の母親とタカシの友達の母親が同じ可能性があるってことね、、
齋藤タカシ(中学生)
齋藤タカシ(中学生)
そうだな



川野ミサキ(中学生)
川野ミサキ(中学生)
私のお母さんは才能が無い奴が嫌いなの
川野ミサキ(中学生)
川野ミサキ(中学生)
だから、北斗って人は才能があったんでしょうね……それで才能が無かった私が捨てられたってことよね
齋藤タカシ(中学生)
齋藤タカシ(中学生)
……ホント最低な母親だな
川野ミサキ(中学生)
川野ミサキ(中学生)
でも、私はこれで良かったわ……あんな地獄な生活するよりタカシと一緒にいる方がずっと幸せなの
齋藤タカシ(中学生)
齋藤タカシ(中学生)
んじゃ、北斗も家で地獄の生活してるってことか……どうりで休日遊べないわけだぜ
齋藤タカシ(中学生)
齋藤タカシ(中学生)
だけどよぉ、あいつ、全然嫌がってなさそうなんだよ……むしろお母さん守りたい、大好きって感じ
川野ミサキ(中学生)
川野ミサキ(中学生)
不思議な話ね


齋藤タカシ(中学生)
齋藤タカシ(中学生)
なぁ、これ北斗に言った方がいいか?
川野ミサキ(中学生)
川野ミサキ(中学生)
私の話はしなくていいわ……混乱するだろうし
川野ミサキ(中学生)
川野ミサキ(中学生)
北斗くんのお母さんがヤバい人かだけ確認してきて
川野ミサキ(中学生)
川野ミサキ(中学生)
もしかしたら彼、苦しんでるかもしれないでしょうし
齋藤タカシ(中学生)
齋藤タカシ(中学生)
おう











一方その頃……
北斗side

松村咲子(北斗ママ)
松村咲子(北斗ママ)
北斗、なんで写真を見せたの?
松村北斗(中学生)
……ごめんなさい








パチンッ








俺は頬を叩かれる









痛い







松村咲子(北斗ママ)
松村咲子(北斗ママ)
お願いだから、勝手なことはしないで
松村北斗(中学生)
……
松村咲子(北斗ママ)
松村咲子(北斗ママ)
私は北斗のためを思って言ってるのよ
松村咲子(北斗ママ)
松村咲子(北斗ママ)
北斗、こっち見なさい


お母さんは俺と目線を合わせる


松村咲子(北斗ママ)
松村咲子(北斗ママ)
北斗は"いい子"だからね
松村咲子(北斗ママ)
松村咲子(北斗ママ)
私の言う通りに出来るわね?


お母さんの瞳に吸い込まれる
もう、逆らうことは出来ない


松村北斗(中学生)
俺は、お母さんを守るよ
松村咲子(北斗ママ)
松村咲子(北斗ママ)
ありがとう^^






松村咲子(北斗ママ)
松村咲子(北斗ママ)
北斗、これをつけてくれる?
松村北斗(中学生)
これ何?
松村咲子(北斗ママ)
松村咲子(北斗ママ)
これを耳つけるとお母さんの声がしっかり聞こえるわ
松村北斗(中学生)
分かった、つけるよ
松村咲子(北斗ママ)
松村咲子(北斗ママ)
絶対に外さないでね
松村咲子(北斗ママ)
松村咲子(北斗ママ)
お母さんはすぐに分かるから
松村北斗(中学生)
うん、外さない





俺の心はお母さんに吸い込まれていった
𝐍𝐞𝐱𝐭 𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲♟

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