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第2話

第一話 微睡の中で
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2022/11/08 14:02
maruTyasu
maruTyasu
どうも、主です。
maruTyasu
maruTyasu
言い忘れてましたが、
maruTyasu
maruTyasu
この小説の時雨君は、僕のオリキャラ基本設定と少し違っています。
maruTyasu
maruTyasu
アイコンも少しだけ変えてるしね。
maruTyasu
maruTyasu
そこんとこだけ、よろしくお願いします!
maruTyasu
maruTyasu
てことで本編、どうぞ!
いつのまにか、雨が降り出していた。
もう、月は見えない。
…血も、洗い流されていた。
月星 時雨
月星 時雨








































ガタガタッ!!
急に後ろが騒がしくなる。
警察官
警察官
動くな!!
警察官2
警察官2
居たぞ!!こっちだ!
…チッ、警察サツに見つかったか。
とりあえず逃げなければ…
警察官3
警察官3
撃て!!
バンッ!バンッ!














…ッ、マジか…いきなり撃ってくるのかよ…
右足と…左肩をやられたな…
これはマズイ…油断した。







バンッ!バンッ!




くそ…まず…
グラッ…
月星 時雨
月星 時雨
あ…
やばッ…そういえばここのビルの柵は低かった…
後ろに下がりすぎた…
今から俺は…







ーー次の瞬間
俺の体が、宙に浮いた。
いや、宙に放り出されたと言ったほうがいいか…
銃で撃たれ、後ろに下がりすぎた俺は、柵を越してしまい…
あたりの時間がゆっくりに感じる。
警察官が、何か叫んでいるのが目に入る。
俺の方に手を伸ばしている。
俺を助けて、そのあと捕まえるのだろう。
そんなことに、なってたまるか。





街の景色も目に入った。
街のあちこちで光るライトが、とても綺麗だ。
まぁ…結構栄えているからな、この街。
雨粒に、光が反射して、とても綺麗だ…

















…もう、この際どうでもいい。
俺が死のうが、生きようが、どうでもいい。
どちらにしても、俺にとっては地獄でしかない。文字通りのな…
























一通り考えるのをやめた瞬間、時間の流れが元に戻った様に感じた
地面がすぐそこまで迫っているーー
そして、僕の体に、強い衝撃が走るーーーー
気がつくと、辺りは雨で濡れていた。
空が曇っており、雨が降っている。
時間帯は…大体5:30ぐらいだろうか…





サツもいない。
茂みの中に落ちていたので、衝撃を和らげてくれて、
ついでにサツからも見えなくなっていたのだろう…茂み、GJ



と…そんなことを言ってる場合じゃないな…
早く…人気がない場所へ行かなければ…見つかったらマズイですからね…






…ッ、、、左肩と右足が痛む。
見れば、血がシトシトと流れ出している。
まだ…止まっていない。




体がぐらついてきた。足元が安定しない。目眩もする。
流石に出血しすぎたか…
体を、道沿いの建物にもたれかからせたまま、歩き出す。






































やがて、私は路地裏を見つけた。
ここならそう簡単には人は通らないな…
そう考え、この路地裏に偶々捨てられていた木箱に座った




いつのまにか、雲はかなりなくなっていた。昇ってきた太陽が見えた。
雲がなくなっている為、放射冷却が起こる。時期は2月。かなり寒い。体が濡れているし、尚更だ。




東雲の空は、まるで透き通る様に碧く、吸い込まれる様だ。
何もかもを赦してくれそうなほどの広さを持つ、碧天の空に浮かぶ、一つの太陽輝く宝石
嗚呼…なんて綺麗なんだろう…
























月星 時雨
月星 時雨
グ…
流石に…そろ、そろ…限界だ…。
























月星 時雨
月星 時雨
…フゥ〜〜ッ…
深く息を吐き出す。
もう、いいのだ。どうせ俺は助からない。
だったら、この空を見ながら死んでいくのが、今のところ一番いい。















だが、その考えは、一人の訪問者によって破られることになる。





































パキッ…
枝を踏む音がして、俺はすぐさま振り返った。
月星 時雨
月星 時雨
ッ!誰だ!!
だが、自分の体に負ったダメージが、目を開いているのを赦してくれない。
段々と、あたりが暗くなる。
月星 時雨
月星 時雨
ウ…
俺は…斃れた。
もう…限界…だ。


















???
???
あ…あれ?!斃れてる?!
???
???
と、取り敢えず、中に運び込もう…!
maruTyasu
maruTyasu
さてと…
maruTyasu
maruTyasu
取り敢えずここで今回は終わり。
maruTyasu
maruTyasu
次回投稿日は、未定だよ⭐︎
maruTyasu
maruTyasu
因みに、
maruTyasu
maruTyasu
この第一話の中に、いろいろ伏線が張られているんですよ…
maruTyasu
maruTyasu
よく読んでる人は、すぐわかるかも。
maruTyasu
maruTyasu
じゃ、バイバイ!

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