前の話
一覧へ
次の話

第1話

Prologue
122
2022/11/06 05:04
夜空に、星が煌めいている。

それはまるで、無数の宝石の様ーー



この町は、星がよく見えるのだ。



今日は、町も静まりかえっている。まるで町自体が眠っている様だ。




































そんな「静寂の町」のある「静かな道の中」でーーーー
ダッダッタッタッダッ!
今俺は走っている。
「あいつ」に追われているからな
XX ZZ
XX ZZ
…ッハァ、ハァ、ハァ…
俺は路地裏に逃げ込んだ。
一体、「あいつ」は何者なんだ…
XX ZZ
XX ZZ
ハァ、ハァ…ここまで逃げれば…
譛域弌縲?譎る岑
譛域弌縲?譎る岑
ホントに大丈夫かな?
XX ZZ
XX ZZ
ッ!
ダメだ
逃げれていなかった。
譛域弌縲?譎る岑
譛域弌縲?譎る岑
まったく…往生際、悪すぎ。
XX ZZ
XX ZZ
う…うわぁぁぁぁ…!!
ガチャ…ダッダッタッタッダッ
譛域弌縲?譎る岑
譛域弌縲?譎る岑
もう…また逃げるの?
人気のないビルの屋上…
XX ZZ
XX ZZ
ハァ、ハァ、…もう歩けねぇ…
譛域弌縲?譎る岑
譛域弌縲?譎る岑
フフ…ここで鬼ごっこはおしまいだね…。
XX ZZ
XX ZZ
や…やめてくれ…
「あいつ」が、ジリジリと距離を詰めてくる。
XX ZZ
XX ZZ
た、確かに俺はスピード麻薬を売った…だ、だけど…一回!一回だけなんだ…
譛域弌縲?譎る岑
譛域弌縲?譎る岑
フーン…
「あいつ」は、何故か興味のなさそうな顔をしている。
譛域弌縲?譎る岑
譛域弌縲?譎る岑
冥土の土産に教えてあげる。








譛域弌縲?譎る岑
譛域弌縲?譎る岑
俺は、君の犯した罪とかには、まったく興味がない。
譛域弌縲?譎る岑
譛域弌縲?譎る岑
君がどんな人間であろうと…









譛域弌縲?譎る岑
譛域弌縲?譎る岑
俺は君を殺す。
ザシュ…
「あいつ」の持っていたナイフが、俺を貫いている…
XX ZZ
XX ZZ
あ…が…
そして、ナイフを引き抜き、そのまま俺の頭に向けてーーー
月が綺麗だ。満月。ーー





街には静寂が戻ったーー
譛域弌縲?譎る岑
譛域弌縲?譎る岑
フフ…今日はこれで終わりかな…?
僕の足元にはーー





血溜まりと一つの屍がある






























月星 時雨
月星 時雨
……




























俺は、その血溜まりがに手を付け、その血だらけの手を顔にやり、
顔を血で塗った。

















何故か、急に笑いが込み上げてきた。





月星 時雨
月星 時雨
フ…フフ…アハハハハ…







































月星 時雨
ア̶̛̉̇̌͊̔̅͐̔̚ハ҈̛̊̔̄̀́̇́͑̍͊̍͂̾́̍ハ҉͌̀̇̋̄́̍̋̇͊͝ハ̷͛̈̽̉͐̽̈́̎̑͛͡ハ̷͐͆̆̏̄̉̏̊̋̒̇̆͠ハ̶̀̆̎̃̀̾̄̏̽͆̽̿̊͋͐̌͝ハ̶̿̿͊́̔̅͌͋̓̿̋̓͆͡ハ҈̀̓̐̐̒̇̈́́͡ハ̴̆̋̀̋͌̀̈̍̀͊̽̊̚͡ハ҈̄̓̾̓͂́̈́̿̈́͆̅̑̽̒̕̚ハ҉҇̆̇̒̈͂̓̾͂̒̄͆́̚ハ҉̽̅̊́̈͒̅̌̆͝ハ̴͌͐̉͐͑͗̓̀͑̕̚ハ҉̾̈̋̓́̾̾͗̑̅̃̿̕ハ̵͑̇̇̆̂̄͐͊͞ハ҉͛̈̈̿͐̎̈̂̈́͐̒̎̇̇̕ハ̸́́̍̇̈́̃͗̈́̿͠ハ̴̀͋̇́̉̒̔̅̔̉͆̌̓͆̕ハ̵̌̅̄̄̐̇̀̄͆̋͑͗̈́̕ハ̷̅̓̈́̒̅̿̏̆͆̓̊́̊͋̋̕ハ̶̍͂̃̏̊͗̈̓̍͋͐͠ハ̷̋͋̂͋͒͊̑͑́̍̚͝ハ҈̆̈͗̀̔̇̅̎̌́̍͞ハ̵̄͋͋̒̾͌̎̔͌̎̏̓͐͋̾͞ハ҉͒̑̊̃̓͑̄̿͛͑̐̽́͝ハ̵̉̀̊̀́̅͒̄̿̂͂͗̕ハ҉̈͆̌̐͌̾͐̎̉̔͞ハ̵͂͗̒͑͐̾̃̉̄̒͆̀̾͝ハ҈҇̄̀͐̉̐̂͗̏͊̽͋̉ハ̴͋͊̉͂̃̈́̓̅͝ハ̷̾̽̌̂̂͑͂̃͛͡ハ҈̋̈̑̿̉͋͛̒͊̀̔̇̈́͞ハ̴̾̆̿͒̏͋̀͆̊̈́̐̿̌̚̚͡ハ̴̅́̐͐́̀̓̐͗͋̅͞ハ̷̛̒͌͆̿̈́͑͊̇̐̈̑͗̚ハ҈́̽̈̏̀̓̐̌̑͒̇̔͡ハ҉̀͌̏̓̑̅͑̓̀̅̒̃͞!̵͐̏̽̽̃̆̇̔̄̈͋͊̀͝!҈͆̊̌̄̉̀̋̔̍͂͐̎̔̌̑͝!̴̋̎͌͒̽̈́̚͞!҉̎͆̔̽̌̏̉̉͠!̸҇̔̀͐͐͛̆͑̆̓̂!̸̀̒̆̓̂̔̽̒̚͞!̸̾̐̀́̒̓̏̽̿͂͐̄̔̚͡





俺は今笑っている。









でも、俺の目からは涙が溢れている。







何故?今俺は人を亡き者にできて、気持ちがいいと言うのに…








どこかで、今の自分を認められていないのか…?





「本当の俺」はどこに?

プリ小説オーディオドラマ