♯13の続き
【カラ松視点】
一松と十四松の部屋
【十四松視点】
僕は薬を用意するために薬剤師室に向かった。
どのくらい外にいるかわからないから、できるだけたくさん薬を持って行くことにした。
外は雪が降っているらしい。
売店の上着をもらう。
これ、万引きじゃないからね。緊急事態だからいいよね。
たしか、チョロ松が扉に鍵がかかってて出れないって言ってたよね。
一松と十四松の部屋の前
出口
【一松視点】
扉は開いているはずなのに、何故かここから出られない。
みんなが外から俺を引っ張ってくれているけど、結果は変わらなくって。
ーーニガサナイ…
ーーオマエハ、ジバクレイ。ココカラ、デラレナイ。
どうやら、幽霊はここから出られないらしい。
【十四松視点】
その後、僕たちは森を抜けて救助された。
次の日
ーテレビのニュースー
先日、ゾンビ騒動のあった赤塚病院が火事で全焼しました。
現場にマッチ棒が落ちていたことから、故意的な火事だとされています。
全焼した病院の中からはゾンビ化した人間以外の遺体はなく、生存者は全員命に別状はありませんでした。
END2 全員生存


















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!