--🐨side--
ソンドゥク先生からの鬼のようなダンスレッスンと
ラップ練習
空き時間は作詞と作曲、あと筋トレ
さすがにハードすぎる
やらなければいけない課題はたくさんある。
そんなの分かっているけど
もう頭も体も心も限界すぎる
俺は近くの公園まで行きベンチに座った
俺の息抜きはいつもコーヒーと本を片手に公園まで行く
今は夕方、
人通りも少なくなり風も心地よくなるこの時間
休憩するには最適だな
やっぱりここが1番落ち着く
周りの土地よりも高くて、街が見渡せるような公園
木に囲まれてるから近所の人しか知らないような場所
こんなにいい場所なのにみんな知らないなんて勿体ないな
でも知られたらこの特等席も来れないか
ベンチに座ってどれくらい経っただろう
本を持ってきたのに別に読むわけでもなく
何をする訳でもないのに気づいたら時間が経っていた
あたりもすっかり暗くなっている。
夕やけ雲があんなに綺麗だったのに……
立とうとしたその時、少し奥の方のベンチに
女性が座っているのが見えた。
スマホを大切そうに握りしめたまま気持ちよさそうに
彼女は寝ていた。
てかもう寒いよな?夜だし
ほっとけばいいのに、何故か無視することも出来ずに
俺は彼女の元へと足を運んだ
……………………?????
気のせいかな………
彼女の目が赤く充血していて
涙のあとが頬にあったように見えたのは…………














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。