るぅとside
長い1日が終わり、帰ろうと思ったら
と、親しい先生に声をかけられまして…
あなたに先に帰ってていいよ、と送ると
教室で待ってる、と返ってきた
待たせるのは悪いと思い、急いで終わらせている
…
走って階段を駆け上がり、教室まで行く
すぐさま逃げた、走って階段近くまで逃げた。
言葉が出ない、声が出ない
脳内でフラッシュバックしてる
あなたとあの爽やかな男の子がキスする様子が。
あなたside
教室でるぅちゃんを待っている
すると、荷物を代わりに持ってくれた○○くんが
忘れ物を取りに来たのか、教室に戻ってきた。
1人で少し退屈だったから話し相手と思ってOKした
そこから他愛もない話を2人でしていた
課題やった~、とか、いついつ出掛ける~、とか。
○○くんは話してると相づちを打ってくれたり、
聞き上手でどんどん会話が進んでいく
近くの机に腰かけていたけれど、呼び掛けと同時に立つとこちらに歩み寄ってくる
ごめん、と告げられた後
頬には手が添えられて、唇が重なった
そっと離れてから、口を開いた。
確かに今回の件は私にも非がある。
彼氏がいることは知って人は知ってるという感じで
たぶん、知らなかったんだと思う。
それに、手を添えられたときに何も抵抗しなかった
私も受け入れているようで悪いと思う。
抵抗出来なかったことに関しては…
動けなかった…振り払うことも出来なかった…。
るぅちゃんになんて言おう…
黙っておくべき…?素直に言うべき…?
毎日投稿5日目
8月、毎日投稿やってます…!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。