任務終わり。
今日は珍しく、大きな怪我もなく全員無事に帰ってくることができた。
疲れはもちろんある。
体は重いし、正直今すぐ横になりたいくらいだ。
……でも。
自分でも驚くくらい元気な声が出た。
ルドは少し呆れたような顔で私を見る。
リヨウがくすっと笑う。
いつものやり取り。
でも、こういう何気ない時間が私は好きだった。
任務中は気を張っている分、こうやって笑える時間がすごく大事に感じる。
リヨウはそんな私たちを見ながら、小さく笑って
みーんなで囲む食事!
私は目の前の料理を見るだけで幸せな気分になる!
思わず声が大きくなる。
タムジーが楽しそうに笑った。
その瞬間。
エンジンの手が止まった。
慌てて首を振る
エンジンは小さくため息をついた。
リヨウは口元を隠して笑う。
しばらくして。
ふと隣を見ると、ザンカの皿があまり減っていないことに気づいた。
少しだけ黙ったザンカ。
そして。
.....
空気が止まった。
........気がした。
私はよく分からないまま箸を持つ。
その様子を見ていたエンジンが、静かに口を開く。
私は思わず笑ってしまう。
即答だった。
結局
エンジンは少しだけ困ったような顔をした。
その後も
と笑いながら言い出した
と言いながら、しっかり気にしていたルドにも結局あーんをすることになった。
私はただ、みんなが頑張ったから。
仲間だから。
そう思っていただけなのに。
なぜか。
みんなの反応は少し変だった。
食事が終わった後。
そう言うとみんなが一瞬黙った
リヨウはそんな私達をみて、また小さく笑った
今日も。
私の周りの距離感は、少しだけおかしい。
……たぶん。



























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!