神威side
俺は目を疑った。
あんなに探した少女が、
今、目の前にいる
あぁ、あれからまた強くなったなぁ
神威「あなた……だよね?……会いたかった……覚えてる?俺のこと。約束、覚えてる?」
結構ベタだけど、小説だから他に表現しにくいから、こう聞く。
でも、大体こんな聞き方すると……
あなた「すみませんどちら様ですか?」
やっぱり……
俺を見た途端、キョトンって顔したもん
そりゃあ、そうだよね、忘れてるよね、
何年も前のことだし
あぁ、聞きたくなかった。
声、かけなければ良かった。
あなた「あ、申し遅れました。私、真選組の特別隊員を務めさせていただいておりますあなたと申します」
知ってるよ
俺はあなた と再会できて嬉しかった
今でも実感が湧かない。
でも、それ以上にあなたにとってのあの約束がこんなにちっぽけだったのもだと知って、落胆する。
神威「いや、綺麗なお嬢さんだと思ってね。遂、声をかけちゃったんだ。さっき言ったことは忘れてくれ」
あなた「はあ、、(え?今綺麗って言った?お嬢さんって言った?純粋に嬉しい……)」
土方「物好きもいるんだな。あと、お前以外にポーカーフェイスなのな」
あなた「何普通に心の中覗いてんだよスルーしろよ」
仲良さそうだな……
ねぇ、俺よりそいつがいいの?
俺じゃダメなの?
決めた……
忘れたんなら、思い出させてあげる
二度と忘れないように、あなたの中に、俺という存在を植え付けてあげる
だから……
「覚悟してね?あなた。」
***
阿伏兎side
団長がしょんぼりしてる。
そりゃそうだろ
何年も探してきた女に忘れられてたんだからな
約束だけじゃなく、団長自信のことも。
………いい酒、用意しとくか……。
神威「覚悟してね?あなた」
団長がボソッとそんなことを言う。
あまりにも小さい声だから、あなたとかいう嬢ちゃんには聞こえてないだろう
「…………………………それでこそ団長だ。」
俺もボソッと団長にだけ聞こえるように言う。
神威「お嬢さん、いや、あなた。邪魔して悪かったね。俺の名は神威。ここには多分いつでもいるから、暇な時は来てくれると嬉しいよ。では、また。」
と言って、スタスタと歩いていく
あなたが見えないとこまで来ると、
神威「阿伏兎、俺しばらく仕事休むからよろしく」
「今回だけだぞ」
団長の猛アタックが始まるだろう
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現在夜中の3時33分
おやすみなさい












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。