🥟side
シャワーを浴びて部屋に戻ると眠そうなヨンボガがベッドに転んでいる。
いっぱい歩いて疲れたんだね。
頭を撫でてみると嬉しいのかニコニコしてる。
どうしよう可愛すぎるリノヒョン助けて。
ーコンコン
む、またイエナだ…ドアからひょっこり顔を出すのは可愛いけど今は邪魔されたくない…
頼られて嬉しいのかイエナの頭を撫でるヨンボガにモヤモヤする。
……てかイエナ最近くっつきすぎじゃない?スキンシップ嫌いって言ってたじゃん。
もしかしイエナってヨンボガのこと好きなの?
そう言ってヨンボガの頭を撫でようとしたイエナの手を見てベッドから起き上がって咄嗟に掴んだ。
俺はヨンボガの後ろにいるから顔が見えなくてよかった。
多分イエナの言う通り怖い顔してるんだと思う。
顔を見るといつもより目を細めてうーん、と悩む。
いつもなら仕方ないなぁって言うじゃんどうしたのこの子。
いつもの笑顔に戻ったイエナは部屋に帰っていったけど俺はまだ頭が追いつかない。
さすがにあれはイエナが悪いと思うのに…
そりゃ手つかんだりちょっと怒っちゃったけどさぁ…
ヨンボガは結構頑固だから聞かないんだろうし腕枕して抱きしめたいから謝るしかないか。
でもなんで俺が!?くそー!マンネだからって甘やかしてもらえるなんてずるい!
楽しそうに腕の中に収まるのは可愛いけどさ、もっとかっこいいとこ見て欲しい。
さっきも嫉妬したなんて恥ずかしくて言えないよそんなこと…
早く俺のこと好きになってくれたらいいな。
イエナに気をつけないとヨンボガが取られちゃいそうだ。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!