知らない番号から 、メッセージが届いた 。
『 はじめまして 。君に連絡しているのは 、偶然じゃない 』
一瞬 、手が止まる 。
誰 ... ? というか ちょっと怖いんだけど
。
画面を閉じようとした 、そのとき 。
『 俺は " ▓▓ " 。これから君が関わることになる場所の管理人だよ 』
—— は?
意味がわからないまま 、次のメッセージが届く 。
『 単刀直入に言うね 。君 、シェアハウスに参加しない ? 』
冗談にしては 、妙に現実的で 。
無視するには 、ちょっと気になる言い方だった 。
『 もうメンバーは揃ってる 。あと1組だけ 、空いてるんだ 』
『 そしてその " 最後の1組 " に 、君を選んだ 』
心臓が 、少しだけ強く鳴る 。
なんで自分が ?どうして選ばれたの ?
聞きたいことは山ほどあるのに 、指が動かない 。
『 安心していいよ 。危険なことはない …… たぶんね 』
最後の一文に 、逆に不安になる 。
でも同時に 、妙に引っかかる 。
『 このシェアハウスは 、少しだけ " 普通じゃない " 』
—— 普通じゃない ?
『 来るかどうかは 、君が決めていい 』
『 ただし —— 』
一拍置いて 、最後のメッセージが届く 。
『 一度入ったら 、簡単には抜けられないけどね 』
画面に表示されたままの文章 。
既読をつけるかどうかすら 、迷う 。
これはただの誘い ?
それとも ——
何かの始まり ?
スマホを握る手に 、少しだけ力が入って居たのには気づかなかった 。
長くなっちゃった ... 。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。