音羽「これから…どうするの?」
碧那「…去年どっか行ったお姉ちゃんに電話してみる」
お姉ちゃん、僕のお姉ちゃんは大学生だ。何してるかは知らない。
けど、私のことをいつも撫で回す。
それが妙に嬉しくていつもお姉ちゃんに抱きついてた。
音羽「お姉ちゃんいたの!?」
碧那「うん。」
音羽「わ、わかった、お姉ちゃん?に電話して。」
碧那「スピーカーフォンにするね」
音羽「え?うん」
碧那「あっ、お姉ちゃん?」
?『え!?あお!?どうしたの?こんな真っ昼間に。学校は?』
碧那「あっ、えっ、えっと、ちょっとまってね。」
碧那「今日何日だっけ?」
音羽「7月5日ね?あと金曜日」
碧那「OKありがとう」
碧那「あ、お姉ちゃんごめんね?」
?『で、本当にどうしたの』
碧那「えっと、お姉ちゃんがいない間に、お父さんが…」
?『倒れた?』
碧那「ご名答。お姉ちゃん」
?『…明日帰れるか聞くね。電話は繋げたままで待ってて』
碧那「うん」
碧那「…電話今保留になってるから音羽、しゃべっていいよ。」
音羽「いや聞こえてるしわかってる!」
碧那「どうしようかなぁ、ハンドルネーム」
音羽「なんでそんなこと、考えてるの?碧那」
碧那「音楽サークル立ち上げようかと…」
碧那「那、こおり?…ゆき…?」
音羽「いいねー」
『あもしもし穂波?』
碧那「あーお姉ちゃん」
『今から帰る。明日の14時には着くから』
碧那「わ、わかった。」
音羽「穂波って電話の時だけ声のトーン上がるねー」
碧那「お姉ちゃんにだもん、心配されたくない」
碧那「じゃあまた明日、13時ね?」
音羽「わかったぁぁぁぁ」
碧那「テンション高……」
次の日
音羽「がちゃりっとぅー碧那ー!」
碧那「何がちゃりっとうーって」
音羽「がちゃりみたいな?」
碧那「理解難しい…」
音羽「まぁまぁ」
音羽「おーけい、碧那のお姉ちゃんをまとぁ」
碧那「今日日本語とテンションおかしくない?」
音羽「それなぁ?」
碧那「いや自分で言うなし」
音羽「C」
碧那「あ、だめだこれ……」
音羽「自分で言うなし崩し」
碧那「?????????????ま、まぁお姉ちゃんを待とうか」
音羽「そぅだぅねぅ」
碧那「ハムボの練習かな?」
しばらくして……
\ピンポーン/
碧那「はーい。」
『碧那ー』
碧那「おねーちゃん!!!」
?「あはー、妹かわぁぁ」
碧那「お、お姉ちゃん?」
音羽「こんなキャラなの?」
?「え?あっー、ごめんね!」
碧那「自己紹介しないと」
?「あーそうだったね。私の名前は夜守狐来碧」
音羽「ここあさん、ですね」
狐来碧「敬語はなしで」
音羽「わ、わかっ、た」













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!