あっちゃんに気になる人の話をしてから一週間がたったけど、体育祭まではあと一週間、友達にも話そうか迷ってる
〜〜〜と女の子が話しているのを見つけた
私は少し隠れて、2人の様子をうかがった
〜〜〜は誰のものだし、自分なんかが独占しようだなんて何考えてんだって…
嫉妬するどころか、自分を否定してしまう
あっちゃん、ほんといい人だな…ホントありがとう
家に帰り、〜〜〜のラインを開く
部屋の中をウロウロ歩き回りながら、送る内容を考えるけど、独り言が増えるだけだった
〜ライン〜
〜
私はとりあえず、そう送った
するとすぐ既読が付き、返信が帰ってきた
〜ライン〜
((起きてるよ、どうした?
((そうだね、緊張する?
((俺はちょっと緊張してる
((体育祭で好きな人に告白しようと思ってるから
〜
そう送られてきた瞬間、少し上がっていた口角が下がったのが分かった
少し、悲しかった、胸がキュッとした気がした
〜
((うん、あなたは好きな人いないの?
〜
いるよと打った文字を消し、いないと答えた
〜
((そっか、
((俺、振られるかもな…
((なんとなく?w
((ありがとう、頑張るわ!
((おやすみ〜
〜
あんなにモテるんだもん、好きな人の1人や2人














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。