あれから有難いことに
柊ちゃんの頑張りのお陰で
ちょっとずつ仕事も増えてきて、
メディアに出る機会が増えてきた。
っていってもメインで出ることなく、
ちょい役なんだけどね。
だからまだ専属のマネージャーさんが
つくわけでもなく今までと全く変わらない。笑
日向「久しぶりに会えて嬉しい\( ˆoˆ )/
最近は忙しそうだね、元気だった?」
あなた「ひなた~!元気だったよー!
高校別々なの嫌だ!新しい友達できない!」
日向「でもさ、高校一応芸能コースじゃん?
仕事優先できるって言うのはいいよね!
すごい理解あるなーって感じ。
だからそこで同業のお友達たくさん
出来るかもしれないよ?
早くもっと売れてね~~!
約束忘れてないよね?」
あなた「同業の友達か、、、!
うん、大丈夫!
まだそんなに売れてないから
残念ながら紹介もできません!笑」
自分で言ってて悲しくなったwwww
久しぶりに日向と遊んで楽しかったなー。
明日から高校生活がスタートするわけで
今から不安でいっぱいで押しつぶされそう。
新しいお友達もできる気がしない。
それこそ芸能コースで学校を毎日、
通える=仕事がないってことだしな。
それはそれで嫌だなー。
とりあえず当たって砕けろ精神で
頑張るしかない。
お友達できますよーに!!
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無事に入学式を終えて、
そこには以前共演した八乙女くん。
テレビで見たことある菊地亜美ちゃん。
福田沙紀ちゃん。
八乙女くんと同じグループの伊野尾くん。
一方的に知ってる人がいて安心した。
人数が少ないからグループにもならなくて
過ごしやすそうだし、仕事にも影響なさそう。
一般コースと一緒の授業も受けることが
時々あるみたい。
八乙女「ねぇねぇ、覚えてる?
あなたちゃん。前にCMで共演したよね?」
あなた「久しぶりです!覚えてます!
その節は色々ご迷惑おかけしました。
あの時は右も左も分からなくて!!」
八乙女「同い年だし、同じクラスだし、
タメ語で仲良くしようよ!」
あなた「ありがとう!八乙女くん」
八乙女「八乙女くんって他人行儀だな。」
あなた「じゃあ、光くん?」
こうして高校生活の友達第1号は
八乙女光くんでした。
八乙女side
久しぶりに会ったあなたちゃん。
前に会った時よりかわいくなってる!www
そして堂々としてる。
覚えててくれてよかったな~。
まさかあなたちゃんと同い年で、
同じ学校だとは思わなかったけど!!
俺の直感だけど、大物女優になりそう。笑
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菊地「え、2人知り合いなの?
わたしも仲間に入れてよー!」
あなた「はじめまして、柏木あなたです。
これから仲良くしてください✩
光くんとは以前CMで共演したことあって」
菊地「そうなんだ!私は菊地亜美!
適当に呼んでー( ˙꒳˙ )入学早々1人は
辛すぎるよね。笑」
明るい亜美ちゃんが加わりましたwwww
普段は光くんと亜美ちゃんと一緒に
いることが多くてお互いに仕事もしてるから
毎日一緒って訳ではなかったけど、
学校も楽しいな~~~って思えたりする、
今日この頃。
光くんはジャニーズだけど、
別に関ジャニ∞との繋がりもないし
普通の友達って感じだ。ある意味よかった。
亜美ちゃんはバラエティーに沢山出たいって
言っててまだ駆け出しだから一緒に
頑張ろうねっていっつも言ってた。
だから学校では亜美ちゃんといることが
多かった。お互いに刺激し合って。
光くんが休み時間とかに日常や
ファンの人の話とかをよくしてくれて
私にも誰か応援してくれる人いるのかなとか
考えちゃった、、、でもまだ名前も
無いようなちょい役しかやったことがないから
あとで柊ちゃんにバラエティーにも
出てみたいって言ってみよう✩
何かが変わるかもしれない。
そんなときに転機が訪れた高校2年生
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。