そうホークスに誘われた
本当はモヤモヤしていてあんまり乗り気ではなかった
でもホークスの顔を見て断れなくて誘いに乗ることにした
そうして私がソファに座るとホークスは私の膝に頭を乗せて横になった
いわゆる膝枕と言うやつである
そういうホークスの顔を見ると寂しげな瞳をしていた
こういう時のホークスは本当に嫌だった時や悲しかった時にしか見せない
本当に嫌だったんだな
そう思うと励ましてあげたくなる
そう言いながら頬を太ももにスリスリし始めた
ほんとこういう時、私を信頼して頼ってくれてるんだなって実感する
だからこそ胸が少し苦しい
疑いたくないのに疑ってしまう自分が嫌になる
そうポツリと呟きながらいつの間にか寝てしまっているホークスの頭を撫でた
多分本当はあの隣にいたのは新米ヒーローなんかじゃない
会話からしてそうだろう
…誰かに相談した方がいいのかな
そう思っていると私のスマホからピロンッと音が鳴った
誰からだろうと思いスマホを開くとそこには私の幼なじみの優ちゃんの名前が出てきた
⋙ 優ちゃん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(今日)
______________________
+ 📷 (_________________)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
幼なじみの優ちゃんはプロヒーローで『Mt.レディ』として活躍している
私はそんな優ちゃんがとても誇らしい
⋙ 優ちゃん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______________________
+ 📷 (_________________)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
せっかくだし優ちゃんに相談しようかな
でも忙しいかな…
………聞いてみないと分からないよね…!
⋙ 優ちゃん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______________________
+ 📷 (_________________)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ピロンッ
⋙ 優ちゃん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
______________________
+ 📷 (_________________)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
良かった
これで少しはこのモヤが薄くなればいいな
私はそうホークスを送り、明後日に期待しながら早めに寝ることにした
Next▹▸











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!