【ここまでのあらすじ】
賞金が欲しくてアスレチックをやることになった。
ーー1ステージ
1ステージは丸太から丸太へ飛び移ったり、クライミングをする。
トントンさんはしっかり実況をしている様だ。
ちなみに挑戦者にはロープが括り付けられているから落ちてもケガをすることは無い。
俺はクライミングのゾーンまで進んだ。
落ちたらステージごとにあるチェックポイントまで戻るというルールになっている。
皆が着々とアスレを進めていく中、エミさんとチーノだけは最初のゾーンで停滞していた。
ゾムさんは身体能力が高いだけあってアスレの進みが早いようだ。
俺はクライミングの頂上に手を伸ばす。
その後もエミチノを除き、次々とゴールして行った。
ーー2ステージ
2ステージは隙間だらけのスッカスカの橋を渡るというものだった。
そんな感じで2ステージは難なく全員がクリアできた。このアスレチック、多少は難しい所はあるが、全員脱落するほど難しいのやろうか。
ーー3ステージ
そして来る3ステージ。
このステージを見て、俺等は絶句した。
木の板でつくられた台がぐるぐると回転しているのだ。ここに来て、やっと全員が脱落して行く理由が分かった。
鬱先生がそう言い放ち、前へ進んだ。
前へ、前へ、、、
進んでいるように見えて進んでいない。
鬱先生は次の台へ移ろうとせず、ぐるぐる回る台と歩幅を合わせて足を動かしているだけだ。
次はシャオさんが挑戦する。
鬱先生とは違く、苦戦しながらもスムーズに次の台へと飛び移る。
気づけば沢山の客がアスレの前に集まっていた。
シャオさんは頂上のボタンを押した。
見事シャオさんはアスレをクリアしたのだ。
沢山の客の歓声が上がった。
気づいたら、アスレ開始から2時間が経っていた。
〜あとがき〜




















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。