第3話

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2022/12/13 11:00
あれからご飯を食べて一緒に登校し


「また昼にな」と二人に言われた為軽く手を振りかえした。


…今日もある程度、頑張らなきゃな。
空いている扉から教室に入る。

ラギーと目が合った。


ラギー・ブッチ
はよーッス。
あなた
ん…おはよ。
あなた
…早いね。
ラギー・ブッチ
今日魔法史のテストあるッスからね。
あなた
…そうだっけ?
ラギー・ブッチ
え、忘れてたんスか?
明日は大雨かな、なんて呟くラギー


…そんなに、珍しい…?
あなた
…大丈夫…復習してる、から
部活には入っていない。


モストロ・ラウンジで働いてお金を稼いだり


時折、色々な部活のアシストやマネージャーをするだけである。
それ以外は殆ど、勉強か家事


その二択。
ラギー・ブッチ
偉いッスねぇ…
あなた
…部活無いから、
ラギー・ブッチ
あ、そうだ。
レオナさんが今日部活に来いって言ってたッスよ。
あなた
うん。
そうやって話していると、トレイン先生が入ってきてHRが開始された。



話を聞いてから再度休憩時間が来た為、その間に魔法史の準備を終わらせる。


本を読んで静かにしていたら寮生の子に呼ばれた為、教室から出てみる。


そこに居たのはカリムだった。
あなた
ん…どうしたの?
カリム・アルアジーム
動物言語学の教科書忘れちまってさ〜…
持ってないか?(汗
あなた
…ちょっと待ってて、
…ジャミルが入れ忘れてる、なんてことはあまり無かった。


あるとしても疲れてるか、何か急いでいた時ぐらいで。


…帰ったら休ませないと



そう思いながら、教科書を手渡す。
カリム・アルアジーム
ありがとな!
あなた
んーん……大丈夫。
じゃあまたお昼に、と告げて自分の席に戻り



マジペンと消しゴムだけ出して、後は窓側の席だった為



外をボーッと見ながら時間になるのを待った。

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