第2話

繋いだ手を離さないでね
1,030
2025/01/02 15:52 更新
in 食堂    回想多めだよ☆
ケイト
ケイト
あ、見て!
リドル
リドル
どうしたんだい、ケイト
ケイト
ケイト
あなたちゃんがマジカメ初めて更新したんだよね!
トレイ
トレイ
そうなのか?
ケイト
ケイト
そ、そ一緒に見ない?エースちゃんにデュースちゃんも呼んでさ
リドル
リドル
いいね
エース
エース
来ましたけど…
デュース
デュース
あなたが投稿した動画を一緒に見ようってことですよね?
トレイ
トレイ
あぁ
ケイト
ケイト
そう!楽しみだよね!
ケイト
ケイト
じゃあオレは拡散しとこうかな〜☆
リドル
リドル
じゃあ再生ボタン押すね
そんなこんなでみんなは動画を見始めた

これから自分たちの涙腺崩壊が待っているとも知らずに
画面に映ったのは図書館だった、そこに青が加わる

監督生が映るんだろうとと誰もが思った

しかし映ったのは___
イデア
イデア
エッ…オルトッ!
フロイド
フロイド
クリオネちゃんじゃ〜ん、え、ホタルイカ先輩知ってんのコレ?
イデア
イデア
し、知らないケド…?
フロイド
フロイド
まぁいっか、速く見よーよ
イデア
イデア
え、陽キャ怖…
フロイド
フロイド
あ”?
イデア
イデア
な、なんでもないです…
オルト
オルト
『考える』
オルト
オルト
『このままいつまで 隠しておけるかな』
イデア
イデア
何をッ?
オルト
オルト
『帰りたくなった時 さよならは言えるかな』
イデア
イデア
ドコにッ?…あっ
一瞬だけ映った景色、薄暗くて冷たい不気味な場所

どこまで続いているのか分からないほど長い階段

そこがどこか、何なのかなんて、分かる人はほんの一部だけだ

だってそこは”冥府”なのだから

もちろん、嘆きの島の番人として、産まれる前から将来が決まっていたイデアならすぐに気付くだろう

そのイデアの反応に確信を持ったのかオバブロ組たちも顔を歪ませた
イデア
イデア
"冥府"…
アズール
アズール
あぁ、やっぱりそうなんですね
リドル
リドル
じゃあこのオルトはどっちのオルト何だろうね
レオナ
レオナ
あぁ、確かにな
イデア
イデア
エッ…
カリム
カリム
ん?どういうことだ〜?
ジャミル
ジャミル
イデアさんの弟(オルト)は冥府にいるんだ…
カリム
カリム
でも、俺今日オルト見たぞ?
ヴィル
ヴィル
そっちのオルトじゃないわ…
カリム
カリム
ん???
ルーク
ルーク
混乱するのも無理はないね黄金の君(ロァ・ドゥール)
イデア
イデア
ヒューマノイドのオルトはぼ、僕の弟を元に作ったんだ
イデア
イデア
厳密に言うと死んだってわけじゃないけど、逝った場所は"冥府"ファントムの収容所だ…帰りたくても帰れないんだよ
カリム
カリム
なるほどな…
MOB
寮長たちちょっといいですか…?
リドル
リドル
どうしたんだい?
MOB
その会話で多くの者が犠牲になりました…
そう言われ、ハッとして振り返るとモブの半数ほどが白旗を挙げて倒れていた

そして、遙か遠くの席に座っていた背の高い、角の生えた人物はしゅんとしながら周りの席の者と話している
マレウス
マレウス
僕だけ"寮長たち"に含まれていない…
セベク
セベク
若様を差し置いて、だと!!!?
リリア
リリア
まぁ落ち着け、マレウス、セベク
リリア
リリア
それより、この周りの惨状を見よ…まだ30秒程しか経っておらんのにこの有様じゃ
シルバー
シルバー
そうですね…親父殿
マレウス
マレウス
人の子は闇が深いのだな…
セベク
セベク
なんと軟弱!!
フロイド
フロイド
あはっワニちゃんうるせぇ
セベク
セベク
何だと!?
フロイド
フロイド
ウミウシ先ぱぁい、コイツ借りてくね
マレウス
マレウス
あ、あぁ…?
セベク
セベク
ナッ…!せめて僕に一言入れてからにしないか…!人間…!
フロイド
フロイド
残念、ウツボです♡
セベク
セベク
若様ァァァァァアアアアアアア!!!
そうしてフロイドはセベクの襟首を掴んでズルズルと引きづって行った

その間もセベクはフロイドに不満があるらしく(当たり前)何かを大声で叫びながら食堂から出ていった
ラギー
ラギー
セベクくんは本当に元気ッスね〜
ジェイド
ジェイド
すみませんね…うちの兄弟(フロイド)が…
リリア
リリア
元気なことは良い事じゃ
オルト
オルト
『見落としたあの日のサインが 少しずつ溶けても』
オルト
オルト
『きっと大丈夫だよ こうやって僕らまた逢えるから』
ジャック
ジャック
また逢えるってどういうことだ…?
エペル
エペル
イデアサンがヒューマノイドのオルトクンを造ったってこと…かな?
『目を閉じる』
オルト
オルト
『小さな祈りは まだ残せるかな』
ヴィル
ヴィル
「最初から無理だって決めつけて 何も行動を起こさなければ、可能性はずっとゼロのままよ」
ヴィル
ヴィル
「アタシならゼロをゼロのままにしない」
オルト
オルト
「…!?」
ヴィル
ヴィル
「ゼロにはなにをかけてもゼロのままでしょ?」


ヴィル
ヴィル
「でもなにかアクションを起こせば0が0.001に変わるかもしれない」
ヴィル
ヴィル
「そして、0.001は100になれる可能性を秘めているの」
ヴィル
ヴィル
「だったらやらない理由はないわ」


ヴィル
ヴィル
「スター・ローグ」の主人公だって、ゼロからスタートして最後はヒーローになる、そうよね?


ヴィル
ヴィル
「いつだって現実は厳しく、予定調和のハッピーエンドとはいかないわ。でも…」


ヴィル
ヴィル
「だからこそ、ひっくり返せる未来(シナリオ)もあるはず」
オルト
オルト
『光が戻ったとき ただいまは言えるかな』
デュース
デュース
光が戻ったとき…?
エース
エース
生き返ったときとかじゃない?
イデア
イデア
ウッ…
オルト
オルト
『行かなくちゃ』
オルト
オルト
『世界で一番綺麗なものなら』
オルト
オルト
『今まで奪われてた分は』
オルト
オルト
『取り戻すまでさ!』
イデア
イデア
「…あーあ、ぼくも『スター・ログ』のヒーローみたいに外の世界を冒険してみたいな」
オルト
オルト
「僕も!僕も兄ちゃんと一緒に冒険に行く!」
オルト
オルト
「それで、2人で悪者をやっつけるヒーローになるんだ」
イデア
イデア
「ヒーローか…オルトはなれるかもしれないけど、僕は無理かな」
オルト
オルト
「どうして?僕、兄ちゃんと一緒がいい」
イデア
イデア
「だって、僕は大人になったら家を継がなきゃいけないし…」


オルト
オルト
「じゃあ、大人になる前なら?」
オルト
オルト
「大人になる前なら、冒険の旅に出たっていいでしょ?」
イデア
イデア
「確かに、家を継ぐ前なら外に出たっていいかも」
オルト
オルト
『もっと』
オルト
オルト
『クラクラクラ クラクラさせてよ』
オルト
オルト
『ユラユラユラ ゆらぎを見せてよ』
オルト
オルト
『キラキラキラ きらめいていてよ』
いつもより少し無機質に感じていたオルトの声に気持ちが、感情が乗る
オルト
オルト
『そっと』
オルト
オルト
『傷ついた夜を呼び出してみる』
オルト
オルト
『ささやかな魔法をひとつかける』
オルト
オルト
『それだけで僕らは飛べるのさ!』
オルト
オルト
「遙か彼方の栄光を目指して」
オルト
オルト
「流星のように駆け抜けろ!」
オルト
オルト
『離さないでよ!』
オルト
オルト
『眼差しを』
オルト
オルト
『僕たちはもう 止まらないよ』
オルト
オルト
『魔法が解ける それまで』
オルト
オルト
『繋いでいてよ 手を 手を』
オルト
オルト
『手を!』
イデア
イデア
ずっと繋いどくよォォォォ。・゚・(ノД`)・゚・。
リドル
リドル
なんか…「テオ」とも聞こえないかい?
レオナ
レオナ
「テオ」…?あァ…「神からの贈り物」って意味だな
ジャミル
ジャミル
フゥン…そうなんですね(   ́ཫ`)b
カリム
カリム
ジャ、ジャミルゥゥ!!!?
ジャミル
ジャミル
うるさい…カリム…
カリム
カリム
わ、悪い!
シルバー
シルバー
(( _ _ ))..zzzZZ
ラギー
ラギー
シルバーくんはこの状況でも寝れるんっスね…
シルバー
シルバー
(*°ㅁ°)ハッ‼すまない…寝てしまってたようだ
リリア
リリア
くふふ…よく寝るのはいいことじゃな
オルト
オルト
『ひとつだって残さない』
オルト
オルト
『全てを取り戻すだけだ』
イデア
イデア
「「レテの河」は、記憶からもデータからも僕たちの存在を消すことができるシステム」
オルト
オルト
「…」
イデア
イデア
「外界の"生きてる人間(ヒト)"と親睦を深めようなんて、考えるだけ無駄だよ」
イデア
イデア
「…どうせ、いずれ全部なかったことになるんだから」
オルト
オルト
『魔法が解ける それまで』
オルト
オルト
『繋いでいてよ 手を 手を』
オルト
オルト
『手を!』


オルト
オルト
『今まで奪われてた分は』
オルト
オルト
『取り戻すまでさ!』
イデア
イデア
「は?英雄が冥府から恋人を取り戻す話は美談になるのに、なんで"弟"はタブーになるんだよ」
オルト
オルト
『そっと』
オルト
オルト
『傷ついた夜を呼び出してみる』
オルト
オルト
『ささやかな魔法をひとつかける』
オルト
オルト
『それだけで僕らは飛べるのさ!』


オルト
オルト
『もっと!』
オルト
オルト
『クラクラクラ クラクラさせてよ』
オルト
オルト
『ユラユラユラ ゆらぎを見せてよ』
オルト
オルト
『キラキラキラ きらめいていてよ』


オルト
オルト
『離さないでよ!眼差しを』
オルト
オルト
『僕達はもう 止まらないよ』
オルト
オルト
『魔法が解ける それまで』
オルト
オルト
『繋いでいてよ 手を 手を』
オルト
オルト
『手を!』
イデア
イデア
「僕はどこで間違えたのかな」
イデア
イデア
『あの日冒険に行かなければ…』
イデア
イデア
『いや、その前にヒーローに憧れなければ…』
イデア
イデア
『そもそも、シュラウド家に生まれなければ…?』
イデア
イデア
『もしも』
イデア
イデア
『もしも 僕らが普通の家に生まれていたら…』
イデア
イデア
『友達とゲームして』
イデア
イデア
『冒険して』
イデア
イデア
『将来の夢を語り合って…』
イデア
イデア
『いつか本当のヒーローになれたかもしれない…』
イデア
イデア
『どうして、こうなっちゃったんだろう?』
イデア
イデア
『僕は…僕たちはただ』
イデア
イデア
『みんなと同じになりたかっただけなのに…』
オルト
オルト
『ひとつだって残さない』
オルト
オルト
『全てを取り戻すだけさ』
オルト
オルト
『魔法が解ける それまで』
オルト
オルト
『繋いでいてよ 手を 手を』
オルト
オルト
『手を!』
イデア兄さんはボクを飼ってくれた大好きな彼女(飼い主)に似てるにゃ〜

僕のために必死になってくれるところが特に…

だから無性に、意地悪したくなるにゃ

あなたさんが提案してくれた”愉快部”意外とボクにピッタリだったかもにゃ〜
オルト
オルト
「兄ちゃん」
イデア
イデア
「…オルト?」
オルト
オルト
「僕を追いかけて来てくれてありがとう」
オルト
オルト
「嬉しかった…!」
本当に嬉しかった…!

だからちゃんと伝わるように笑った

イデア兄さんは苦しそうな顔をした…なんでにゃ?
オルト
オルト
「でも兄ちゃんはまだこっちへ来ちゃダメだ」
イデア
イデア
「オルト…どうして…?」
イデア
イデア
「僕もお前と一緒に行くよ。約束したじゃないか」
オルト
オルト
「うん、でもそれは”今”じゃない」
オルト
オルト
「漫画の続きが読みたいとか、アイドルのライブに行きたいとか、新作のゲームをやりたいとか…」
オルト
オルト
「全部を諦めるには、兄ちゃんはこの世界を愛しすぎてるよ」
ボクはイデア兄さんに幸せになってほしい

これ以上、大切な人が悲しむ顔なんて見たくないんにゃ

飼い主さんはボクを亡くした時とても悲しそうな顔をした…ボクまで胸が締め付けられた

だから…笑ってよ
イデア
イデア
「はあ!?誰がこんなクソみたいな世界愛してるもんか!」
イデア
イデア
「そんなくだらないこと、全部なくなっていい!」
オルト
オルト
「くだらなくたって、いいじゃない」
オルト
オルト
「もうなにもかも諦めなくていいんだよ」
オルト
オルト
「兄ちゃんには未来がある」
オルト
オルト
「僕ね、兄ちゃんには僕たちがあの日見た夢を叶えてほしいんだ」
イデア
イデア
「僕たちの、夢…?」
オルト
オルト
「きっと長い道のりになる」
オルト
オルト
「挫けそうになることもあると思う」
オルト
オルト
「でも…兄ちゃんなら…」
オルト
オルト
「兄さんなら、どこまでだって行けるよ」
オルト
オルト
「夢見た場所がどれほど遠くても、絶対に辿り着ける」
オルト
オルト
「大丈夫、僕はずっと一緒にいるから」
オルト
オルト
だから…!
オルト
オルト
「諦めないで…」
イデア
イデア
「オルト待って…」
イデア
イデア
「オルト…!!」
NRC生は涙が枯れそうになるまで、泣いて、泣いて、泣き腫らした

フロイド
フロイド
NRCの惨状すごいけど、大丈夫…ですかね?
セベク
セベク
だいぶヤベェな…
フロイド
フロイド
いっちょ僕らも曲歌って救済してやりましょうか
セベク
セベク
あぁ、賛成!と言いたいところだけどよぉ
フロイド
フロイド
どうしました?
セベク
セベク
アカウント何使うんだ?
フロイド
フロイド
ん〜モストロラウンジのアカウントとかどうです?
セベク
セベク
ハッ!それじゃあテメェがアズールに叱られるかもなぁ
フロイド
フロイド
まぁ、それがバズってモストロラウンジの売り上げが上がれば許してもらえるのではないでしょうか
セベク
セベク
まぁ、面白そうだし…テメェがいいならいっか!
フロイド
フロイド
僕が提案したのも何なんですが…何歌いましょう?
セベク
セベク
あ〜?____とかどうだ?
フロイド
フロイド
あぁ、それだったらイグニハイド感があっていいかもですね
フロイド
フロイド
明るい曲ですから、今回みたいに泣くようなことは無いでしょうし…(特大フラグ)
悪意がない愉快している方のメンバー紹介
フロイド
フロイド
ではまず、僕が
前世は生徒会長

育ちが物凄くいい INT18あると思う

ヴァイオリンとかピアノ、馬術、お茶色々できる

セベクには馬術について話したくなって、話しかけた

知らんと思って水死体は恋したい歌ってたら成り代わりバレした

猫を助けようとして轢かれた
セベク
セベク
ああ、じゃあ次俺か
前世は番長

勿論舎弟との仲は良好ではあったが、フロイドと1番仲が良く唯一自分の心情を話せる人だった

別に頭は悪くない

情に厚いメンツが多い1年に生まれ変わったことを喜んでる

猫を助けようと飛び出したフロイドを助けようとして轢かれた
生徒会長×番長のペア好きすぎてこうなりました(((
お借りした曲『テオ/Omoriさん』でした!

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