第57話

第五十五話
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2025/01/04 15:29 更新
______朝食を取り終わった後。ルカとあなたは部屋で今後の事について話し合っていた
You
You
【___何も起きなければ良いけど、こういう時ほど悪い予感は当たるのよね…】
ルカ
ルカ
【この場所は街から離れてるし周りに民家もないから住所を特定される事はないとは思うが……念の為に部下を付近に配置しておくか...】
You
You
【えぇ、その方が良さそうね。闇ノ君程ではないけれど私も少しは呪術が使えるし、万が一襲撃されても戦う事はできるから力になれると思う。】
ルカ
ルカ
【え、…先輩ってシュウと同じで呪術を使う事ができるの?!】
You
You
【あれ、言ってなかった?】
ルカ
ルカ
【うん。…呪術って一般人にも扱う事ができるのか?】
You
You
【どうだろう…?私も少し扱えるってだけであまり呪術に関する事は詳しくないから…】
You
You
(この先何が起こるか分からないし、もし今よりも上手く扱えるようになったら皆んなの役に立てるかも……)
You
You
…(闇ノ君に呪術の扱い方教えてもらおうかな)
ルカ
ルカ
【……先輩?】
You
You
【…ん?どうかした?】
ルカ
ルカ
【ぼーっとしてたから、体調悪いのかなって…】
You
You
【心配してくれてありがとう、ただ闇ノ君に呪術の扱い方を教えてもらおうかなって考えてただけだよ】
You
You
【ほら、呪術が扱えるようになったら色々と便利でしょ?】
ルカ
ルカ
【…ふぁ、確かに…】
You
You
【…眠いの?】
ルカ
ルカ
【あぁ、昨日はあまり寝てないから…】
You
You
【…良ければ膝、貸そうか?】
ルカ
ルカ
【え、】
You
You
【元はといえば私の無茶に付き合わせたせいだから…ルカ君には何度も助けられたし、本当に感謝してるの…】
You
You
【だから、私にできる事なら何でも言っていいよ。】
ルカ
ルカ
【…じゃ、じゃあお言葉に甘えて】
ルカは躊躇いながらも、彼女の膝に頭を乗せて横になった。
ルカ
ルカ
(柔らかい…それに甘い香りがする)
そんな事を考えてると頭を撫でられ感触がした
ルカ
ルカ
…っ、
You
You
【…そんなに緊張しなくて大丈夫だよ、ほらこの部屋には君以外に私しか居ないんだから……他にして欲しい事はある?】
ルカ
ルカ
【___…先輩の歌が聞きたい】
You
You
【歌__?】
ルカ
ルカ
【あぁ、Call of Silence…先輩がデビューして一週間が経ったぐらいの時に配信で歌ってた】
You
You
【……確かに歌ってた、私この曲凄く好きだから。】
You
You
【でも、よく覚えてたね。だいぶ前のなのに】
ルカ
ルカ
【……先輩の歌声が凄く綺麗だったから凄く印象に残ってるんだ】
You
You
【…ありがとう、そう言ってもらえて嬉しい】



もう一度頭を撫で、彼女はゆっくりと歌い出した___



You
You
_Don't you think of me enough?私の気持ちをちゃんと考えた事はある?
You
You
_ I've been burning my heart out…心を燃やし尽くしてきた…
You
You
_ I've got to face, need to tell …向き合わなきゃ伝えたい事があるから_
I won't run because I'm reticent口下手を理由にして逃げたりしない_______
ルカ
ルカ
__……(先輩の声は、やっぱり綺麗だ………)




彼女の心地良い歌声に耳を澄ませ、瞼をゆっくりとおろした___























______________________
You
You
(寝ちゃった……余程疲れていたんだろうな)


膝の上に頭を乗せ、心地良さそうに寝ている彼


You
You
(もっと、強くならなきゃ)



__このまま彼等ばかりに頼ってたら、負担がかかってしまう



恐らく、__いや、確実にアシュは誰かと手を組んでる。あの手この手を使って私達の居場所を突き止めて何かしら危害を加えてくるだろう。
皆んなが傷つけられるのは嫌…、それだけは絶対に阻止しないと___________


You
You
………アシュ、例え貴方が私の実の妹であろうとも皆んなに危害を与えるなら容赦はしないから…


……続く

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