第3話

# 2. 過去編Ⅱ
33
2026/02/18 07:00 更新










木音
……ぅ
 
トッププレデター
木音、実戦よ
 
木音
うわびっくりした
木音
こっちは寝起きなのに…
 
トッププレデター
私だって徹夜明けよ、まぁ貴方と違って命の危険はそこまでないけれど
 
木音
……廃棄の方が楽な気がするんですが
 
トッププレデター
それは困るわ、
貴方は貴重な正規品候補なんだから
 
木音
冗談ですってばー…、ちゃんとがんばるもん…












異宙人
……ぅッ……ウゥッ…………






 目の前に、泣いている少女がいる。





異宙人
ぉかッ、さ…ん…ッ……!なんで、ぇ…ッ?






 トップレも、性格が悪いね。


 どんな異宙人でも躊躇しないか、


 っていうテストなのかな……。





木音
……お母さん、トップレに殺されちゃったんだ
木音
なんか……、ごめんね






 でも、人間か異宙人、どちらかがいるだけで


 こんな戦争のようなこと、繰り返されるだけだから。


 片方にしなきゃ、終わらないから。





木音
それじゃ、ばいばーい
 
異宙人
グッッ!!






 痛いのは、嫌だろうから一瞬で潰した。


 潰したっていうか……、振動させて爆発させた。





異宙人
…、………、……、…………






 彼女の血は、バラバラになり、蝶の形となり……


 空中に舞っていた。





木音
……奇麗だね
 
異宙人
……ぁ、り…がとぅ
異宙人
あなたの、ぇがお……も…、きれ…ぃ……
 
木音
え?……あぁ、笑ってた?ごめん無意識
 
異宙人
別ッに…皮肉じゃ、ない…ょ……、笑
 
木音
ふーん、そっか
木音
じゃ……、せめて安らかに、ね






 血の蝶と化した可哀想な少女に、


 一輪の花を添えて、その場所を去った。












木音
…………ひ、ま、だ、なあああ⤴
 
トッププレデター
(ガチャッ
 
幼少期のアハト
……ぅ、
 
木音
え。か、かぼちゃん、大丈夫?
 
幼少期のアハト
だい…じょぶ…






 いや大丈夫には見えないけど。





木音
ちょっと待って止血の薬草なんだっけ
木音
まあいいや、えっとえっと






 魔法陣を出した。何故かくるくる回ってるけど。


 やがて中心にあらわれたのは小瓶だった。


 透明な液体が入ってる。





木音
はい薬品これ多分安全
 
幼少期のアハト
あり…、がと……










幼少期のアハト
…にがっ
 
木音
子供舌だなぁ、まあ子供だけど
 
幼少期のアハト
ゴーヤも食べれないやつが何言ってんの
 
木音
あれは…、渋味とかじゃなくてエグ味でしょ
木音
それはお茶だよ、薬草から作ってんだから。適度な渋味は美味しいとか言うでしょ
 
幼少期のアハト
……じゃあ、なんでこれ透明なの?
 
木音
…………
木音
……変なの入ってたらごめんね
 
幼少期のアハト
安全なんじゃなかったの
 
木音
多分だったから(












 時刻は多分12:00 おそらく昼食の時間‼️





トッププレデター
はい
 
木音
え、なんかデザートついてるよ
木音
……さ、最後の晩餐ってこと?
 
幼少期のアハト
うわ ご愁傷さま
 
木音
かぼちゃんもだよ
 
トッププレデター
違うわよ、実験つらすぎて自殺する子 出てきちゃって……
 
木音
へー切実ですね
幼少期のアハト
かわいそー
 
トッププレデター
こいつら自殺だけはしなそう(










幼少期のアハト
あ、これおいしい
幼少期のアハト
ノイズのゼリーちょーだい
 
木音
……いや確かにかぼちゃんは可愛いけどさめっちゃ可愛いけどさ思い通りに僕が動くと思ったら大間違いだからね!!渡さないよ!!!
 
幼少期のアハト
そっか、残念…⤵
 
木音
僕なんかのゼリーでよければあげるよ あげるから悲しまないで シュンとしてても可愛いね
 
幼少期のアハト
……単純
 
木音
いぇーい辛辣、ぴーす×2






 こんな日々を送っていた。





 …………たくさん話した。


 たくさん知った。


 かぼちゃんは、人の不幸な顔を見るのが好きなこと。


 誕生日は、10/31のハロウィンなこと。


 ぶどうゼリーが好きなこと。


 でも僕は特に言わなかった。


 僕が質問して、かぼちゃんが答えただけだから。


 僕に興味がないのだろうか、どーでもいいけど。





 人の不幸の顔を見るのが好き、普通なのかはわからない。


 僕も他人の血を見ることが好き。綺麗だから。


 ……ここで育ったから歪んだのだ、多分。


 うん、そーいうことにしよ。トップレのせいだ!!





 僕は、かぼちゃんに「おやすみ」とだけ言って


 静かに眠った。










 ノイズちゃん、「多分」安全とか言って
 責任転換の保険かけたから
 いつかかぼちゃんもやり返します。
 10〜15話後あたりで。

 こんな文まで読んでくれる人いるのかな…?
 読んでくれたら嬉しい大好き🫶🏻

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