※hjkt夢ゴクン今日も一日、
意地の悪い上司相手に頑張った自分を慰める
悪い友に誘われ
気味の悪い錠剤を手に入れてしまった僕は
もう一生戻ることは出来ない
この沼には、抗うことができない
もう、どうしようもない
そして
今日も行きたくない仕事場に足を向ける
その足は、嘘でも弾んでいるとは言えない
そう思っていた時、
グイ
肩を掴まれ咄嗟に振り向くと、
黒い服を着た人がいた
見ると僕を少し怪しみながらも落ち着いた雰囲気があった
真選組副長「土方十四郎」
彼の噂はよく聞いていた、
鬼の副長、容姿端麗だが人を疑う目は鬼
そして、
「匂い」、「錠剤」、「悪いコト」
この3つから連想される罪、
そんなことは誰がどう考えたって悪い事だと分かる
その黒服の人の手を振り切り、仕事場に急ぐ
後ろからその人が追いかけてくる音聞こえるが
そんなことを考えず必死に走った
そう考えた自分が愚かだった。
気づけば後ろから片手首を壁に押し付けられ、
もう片方の腕を僕の背中に回される
ギリ
図星を突かれ、
なにも言えない
ただ、沈黙の空気が漂うだけ
その沈黙を破ったのは意外にも僕ではなかった
カチャン
僕の手首と近くにあった細い水道管を繋ぎ
僕の鞄を漁る
その時間は僕にとって、
死ぬまでのリミットにしか思えなかった
案の定、
いつもは持って来ていないはずの錠剤が見つかった
自分でもわからない、
勧められ飲み込んだ後にはもう戻れなくなっていた
言葉を詰まってしまった時、
暖かい手が僕の手首についていた手錠を外した
カチャ僕の冷えきった手は
土方さんの暖かい手で包まれ解されていた、
どうして僕を助けてくれるのだろう…?
土方十四郎 × 苦労人________…
果たしてこれは夢と言えるのだろうか…?
Next.












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。