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第5話

. 可哀想
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2026/03/26 09:17 更新






※hjkt夢







あなた
ん…
ゴクン






今日も一日、

意地の悪い上司相手に頑張った自分を慰める




悪い友に誘われ

気味の悪い錠剤を手に入れてしまった僕は
もう一生戻ることは出来ない
あなた
はは、…笑


あなた
悪い、コトって…分かってるのに…っ

このには、抗うことができない


もう、どうしようもない
















あなた
はぁ…気持ち、悪い
そして

今日も行きたくない仕事場に足を向ける





その足は、嘘でも弾んでいるとは言えない









あなた
(行きたくないなぁ…仕事)
そう思っていた時、








グイ
あなた
ぇ…っ、




.
テメェ…、くせぇな



あなた
ぇ…







肩を掴まれ咄嗟に振り向くと、

黒い真選組の隊服を着た人がいた



見ると僕を少し怪しみながらも落ち着いた雰囲気があった

真選組副長「土方十四郎」

彼の噂はよく聞いていた、





鬼の副長、容姿端麗だが人を疑う目は鬼







そして、

「匂い」、「錠剤」、「悪いコト」


この3つから連想される罪、

そんなことは誰がどう考えたって悪い事だと分かる
あなた
ひ、…っ




あなた
す、すみません…っ、仕事が…あるので





土方十四郎
おい、!テメェ、…待て!


その黒服の人の手を振り切り、仕事場に急ぐ


後ろからその人が追いかけてくる音聞こえるが

そんなことを考えず必死に走った



あなた
はぁ…、っ…はぁ、っ


土方十四郎
おい!待てっ、て…!!















あなた
はぁ、…
あなた
(だいぶ走ったんだ、もう追いかけてこないだろう…)


そう考えた自分が愚かだった。





気づけば後ろから片手首を壁に押し付けられ、

もう片方の腕を僕の背中に回される





ギリ
あなた
ひ、…っ!




土方十四郎
逃げたって事は, 心当たりがあんだな…
あなた
ぁ…
図星を突かれ、

なにも言えない


ただ、沈黙の空気が漂うだけ
土方十四郎




その沈黙を破ったのは意外にも僕ではなかった






土方十四郎
お前から…、
微かにだがヤクの匂いがする
土方十四郎
調べさせてもらうぞ
カチャン







僕の手首と近くにあった細い水道管を繋ぎ

僕の鞄を漁る





その時間は僕にとって、
死ぬまでのリミットにしか思えなかった
土方十四郎
…!
あなた
…、




案の定、

いつもは持って来ていないはずの錠剤が見つかった
あなた
(…最悪だ)





土方十四郎
なぁ…
土方十四郎
お前はなんでこんなのに頼った?
あなた
それは…、






自分でもわからない、

勧められ飲み込んだ後にはもう戻れなくなっていた
あなた
それ、無しじゃ…僕は、



言葉を詰まってしまった時、

暖かい手が僕の手首についていた手錠を外した
カチャ



あなた
ぇ…、?



土方十四郎
これ無しじゃ生きてけねェなら、




土方十四郎
俺んとこに来い
僕の冷えきった手は

土方さんの暖かい手で包まれ解されていた、





どうして僕を助けてくれるのだろう…?





あなた
…?なんで、貴方が…




土方十四郎
理由なんて要らねぇ






土方十四郎
お前を放っておくと後々面倒臭そうだ




土方十四郎
でも、
土方十四郎
話くらいなら聞いてやるよ

















土方十四郎
可哀想なやつ、…
土方十四郎
薬なんかに身体任せちまって…














土方十四郎 × 苦労人________…
















果たしてこれは夢と言えるのだろうか…?









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