第14話

どきどきな一日の始まり
628
2025/06/21 05:36 更新
あなたは、エレベーターから降りて足早で急ぐと、ロビーのソファーでスマホを眺めているふうまが目に飛び込んできた。




ふうま本人は、眼鏡をかけてオーラを消しているつもりのようだが、ノーメークでも美しく整った女性顔負けの顔がそうはさせてくれない。


また鍛え上げられた身体の線は、服の上からでも、そう簡単に隠すことなどできない。



その存在感とオーラは、そこにいるだけで輝いて見えてしまう。



(なまえ)
あなた
……//
……わぁ///


めちゃくちゃ……カッコいいよぉ//



ど、どうしよぉ

急に現実味が増して……すっっごく緊張するっ//


(なまえ)
あなた
……あの、お待たせしましたぁ//
 
FUMA
FUMA
おっ……来た来た来た!

ふうまは立ち上がると、嬉しそうにあなたを見た。


FUMA
FUMA
……おぉ//
FUMA
FUMA
あなたさん、いつもと雰囲気ちがうね
FUMA
FUMA
かわいいっっ!
 
(なまえ)
あなた
……!//
 
あなたは、その「かわいい」がダイレクトに心と頭にブッ刺さって、嬉しくてクラクラと目眩を覚えるほどだった。


……待って、、やられる//


(なまえ)
あなた
……あ、、ありがとうございます// 
 
……どうしよ。。。


耳まで赤くなっているのが、わかる。



ひぃぃぃん……ドキドキします、ふうまさん///





そんなあなたの動揺が、ふうまは内心とても嬉しかった。



自分の言葉を全身で受け止めて、頬を染めて恥ずかしいそうにリアクションしてくれるあなたに、ふうまの心も踊っていた。




……俺も大概ヤバいヤツだなwww


言葉責めしてるのかってくらいに言っちゃてんなwww


だって、もぉさ……リアクションが、めちゃめちゃかわいいだよなぁ//



FUMA
FUMA
じゃ、行こっか?
 
(なまえ)
あなた
……は、はいっ!//
 

ふうまは、あなたの少し前を歩くと、微笑みながら後ろに顔を向けて言った。


FUMA
FUMA
あのさ、一日貸し切りのタクシー頼んだよ!
 
あなたは、小走りでついて行った。

(なまえ)
あなた
……えっ?//


ふうまの一挙手一投足に、あなたの胸の鼓動は、さらにドキドキと加速していくばかりだ。


FUMA
FUMA
一日中、行きたいところに連れていってくれるよ!
FUMA
FUMA
日本語が分かる運転手さんをお願いしたから
 
(なまえ)
あなた
……わぁ//
(なまえ)
あなた
なんだか、夢みたい……です//


ゆっくり歩いてくれるふうまだが、そもそもあなたとは脚のリーチが違うので、あなたの歩く速度に再度合わせてくれた。



FUMA
FUMA
もぉ……なに?
FUMA
FUMA
反応がかわいぃ!
 

また頬をさらに赤くしながら、両手で顔を押さえるあなたに、ふうまは嬉しくて仕方なかった。


(なまえ)
あなた
……き、、気絶しそうです//
FUMA
FUMA
えっ?……なにそれ??
FUMA
FUMA
かわいぃんだがwww 
(なまえ)
あなた
……えっと……気にしないでください//
 
ふうまは、ホテルを出るとエントランスの前に、ハザードを点けて駐車してるタクシーを指さした。



FUMA
FUMA
じゃあ、台北観光にぃ
FUMA
FUMA
れっちゅごー!
 
(なまえ)
あなた
……は、はい//
(なまえ)
あなた
……れっちゅごぉwww //


……ふうまさん//


貸し切りのタクシーとか



ほんとのデートみたいで、もぉ倒れそうです///
 


こうして、あなたの心臓が壊れそうなほど幸せな、ふうまとの台北観光が始まった。




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