第3話

ひとりぼっちな少女の呪い
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2026/05/10 11:05 更新
羅天蘭
羅天蘭
…どういう事…?アンタ、誰…?呪い…?は…?
墓守芽愛
墓守芽愛
私は呪いを解く存在、貴方の呪いを解きたいの
羅天蘭
羅天蘭
…意味、わかんない…
羅天蘭
羅天蘭
私は呪いなんかにかかってない!!



そうだ、てかまず呪いとかなに…⁉︎
ゲームの世界じゃないんだから…っ‼︎


私は、呪いにかかってる…?


墓守芽愛
墓守芽愛
…私には、わかりますよ
墓守芽愛
墓守芽愛
というか、私が見える人は呪いに塗れているの
羅天蘭
羅天蘭
はっ…?



話を聞くほど全くわからない。

この人は何を言ってるの…??



羅天蘭
羅天蘭
…っまさか…
羅天蘭
羅天蘭
…とにかく、アンタに私から話す事はないわよ…っ!!
墓守芽愛
墓守芽愛
墓守芽愛
墓守芽愛
そうですか、なら…大丈夫ですよ!無理しなくて
羅天蘭
羅天蘭
…ぇ?
なんで、そんな簡単に…?
墓守芽愛
墓守芽愛
私は貴方に無理はしてほしくないんです。貴方が言うとなった時、私は貴方に求めます。
羅天蘭
羅天蘭
…なに、それ…
墓守芽愛
墓守芽愛
…私はただ、あなた方を救いたいだけ、それ以外に私の心はありませんよ
羅天蘭
羅天蘭
…っ


あぁ…
なんで、そんな目を持っているの…?
彼女の暖かく感じる目には、もう勝てないと察してしまった。

私の空っぽの干からびた心に、一滴の救いの水が与えられた気がした。

彼女の長く揺れる髪も、彼女の眼差しも、女神様のように感じてしまった



あれ、私…なんで…?

羅天蘭
羅天蘭
…なんで
羅天蘭
羅天蘭
羅天蘭
羅天蘭
わかりましたよ。
羅天蘭
羅天蘭
貴方なら、何故か安心できる…気がするだけ
墓守芽愛
墓守芽愛
…!
羅天蘭
羅天蘭
教えてあげますよ。私の過去呪い
墓守芽愛
墓守芽愛
…ありがとうございます




二年前
羅天蘭
羅天蘭
…あ、おはよう!××ちゃん!
××ちゃん
おはよう〜!!今日のヘアピンもかわいいね!
羅天蘭
羅天蘭
もーwいつもと変わらないのに…!ありがと!
私は、彼女と過ごす時間が何よりも大好きだったんです。
一生彼女と一緒に居たい
高校も、大学も、大人も、
××ちゃん
ずっと一緒だからね!!
××ちゃん
約束だよ〜!!
羅天蘭
羅天蘭
…うん!!
“ずっと“一緒だって、約束をしました。


でも、結局言葉だけの関係だったんですよ
××ちゃん
…ごめんね!一緒にかえれなくて!
羅天蘭
羅天蘭
…ううん、××ちゃん…、またね…!
いつのまにか、彼女との距離は遠くなっていったんです
羅天蘭
羅天蘭
羅天蘭
羅天蘭
電話…
羅天蘭
羅天蘭
…、偶には…一人になりたい時だってあるよね…、用事かもしれないし…
最初は、そうだと思ってました

だから、模索とかは一切しなかったんです。








でも、その翌日…私は孤独になりました

羅天蘭
羅天蘭
おはよ…
羅天蘭
羅天蘭
ぇ?
羅天蘭
羅天蘭
なに、これ…

まぁ、簡単に言えばいじめですね

私の机は水だらけで、汚されてて、悪口ばっか描いてあって
机の上には花が置いてあって
羅天蘭
羅天蘭
mob
mob
うわ…w
羅天蘭
羅天蘭
…っ!!
犯人は一軍…と言われるグループでしたね

まぁ…どう考えても目を付けられたのでしょう

まぁ、そんなのはっきりどうでも良かったんです。

ただ、辛かったのは
××ちゃん
www
羅天蘭
羅天蘭
ぁ…あぁ…え…××…ちゃ…
彼女も一緒に笑ってたんです。唯一の親友が、
××ちゃん
ほ〜んま、滑稽だわ笑
××ちゃん
アンタのこと大っ嫌いだったのよね笑、いっつもくっついてくるし
××ちゃん
このヘアピンも気色悪くて見てられなかったわ…あ!そうだ!!
羅天蘭
羅天蘭
やめ…っいたい…!!
羅天蘭
羅天蘭
あぁ…っ!!
××ちゃん
こんなのもう潰してあげるわ
羅天蘭
羅天蘭
私の…っ
××ちゃん
うっははw
羅天蘭
羅天蘭
…っ
あまりの絶望とショックと苦しみと怒りと悲しみと…感情がぐちゃぐちゃになって、内臓を潰されたような感覚になって、


私はその場を去ってしまったんです。









羅天蘭
羅天蘭
…ぅぁ…うぅ…あぁ…っ
羅天蘭
羅天蘭
私との絆って、なかったの…?
羅天蘭
羅天蘭
私が、勝手に舞い上がってただけなの…?
羅天蘭
羅天蘭
ずっと、一緒って…言ってたじゃん!!ねぇ…っ!!
あいつらの笑い声も

あいつらの嘲笑うような視線も

ふざけたアイツらの目も

全部全部気色悪くて仕方ない

もう…もう…



羅天蘭
羅天蘭
羅天蘭
羅天蘭
もう、いいや…
羅天蘭
羅天蘭
誰とも、関わりたくない
もう、わたしを見ないで
わたしと喋らないで
羅天蘭
羅天蘭
結局は独りぼっちなんだ
羅天蘭
羅天蘭
もう、それで…いいか
羅天蘭
羅天蘭
結局遊ばれるだけなんだったら、もう…ひとりぼっちで、いいや…







ひとりぼっちの、女の子で
羅天蘭
羅天蘭
これが…私の呪いですよ
羅天蘭
羅天蘭
貴方には、解けるんですか
羅天蘭
羅天蘭
ねぇ
墓守芽愛
墓守芽愛
…えぇ
墓守芽愛
墓守芽愛
孤独が“大嫌い“な、天火蘭さん
羅天蘭
羅天蘭
…っ!!
羅天蘭
羅天蘭
なんで…!!
墓守芽愛
墓守芽愛
…見ればわかりますよ。
墓守芽愛
墓守芽愛
貴方が、






“ひとりぼっち“を、誰よりも嫌っていることぐらい







羅天蘭
羅天蘭
ひとり、ぼっち…、は…















わたし…は、?

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