第11話

✧︎
241
2022/05/28 14:21






次の日。



てひょん が風邪を引いていないか心配で様子を見に行くことにした。





〈 ピーンポーン 〉





インターフォンを鳴らすと、暫くしてドアが開いた。



出てきた てひょん は ふらふら していた。









V
V
ひょん、熱くてしんどいです、
SUGA
SUGA
お前、熱があるんじゃないのか?





案の定、



てひょん は熱を出していた。




SUGA
SUGA
昨日、一晩中 外にいたからか……?
V
V
ひょん のせいですよ





てひょん は弱々しくそう呟く。





そういえば、



てひょん と連絡先を交換していなかった。




SUGA
SUGA
連絡先、交換しておこう
SUGA
SUGA
これからは連絡すればいい





俺がそう言うと、



てひょん は嬉しそうに携帯を出した。















〈 ピロン 〉



ちょうど交換し終わったときにメッセージが届いた。




じんひょん からだ……









JIN
JIN
【 今から 】





たったその一言で



俺の胸は締めつけられる。









V
V
ひょん ……?


SUGA
SUGA
ん?
V
V
怖い顔してどうしたんですか?





俺はどうやら怖い顔をしていたらしい。




SUGA
SUGA
いや、なんでもない





てひょん にお粥でもつくってから行こう。



俺はそう思ってキッチンに立つ。




SUGA
SUGA
これ、食べれそうだったら食べて
V
V
ありがとうございます!!





俺は てひょん の額に熱さまシートを貼った。




SUGA
SUGA
じゃあ、俺はちょっと出かけてくるから










そう言って立ち去ろうとしたとき、



















てひょん に服の裾を掴まれた。




V
V
ひょん 、急ぎの用事ですか?
SUGA
SUGA
……急ぎ、でもないけど





























V
V
行かないでください





てひょん は少し涙目でそう言った。









お粥とか熱さまシートとか



日本ぽくて申し訳ないです、🙇‍♀️💦




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