うぉぬside
💎「キャぁぁぁぁぁぁ。」
ライブの始まる瞬間のカラット達の歓声が好きだ。
自分達がやってきたことが正しかったと
価値のある事だったと
知れるから。
愛されてる自覚が持てるから。
嫌な事も辛かった事も全て消えていく
この瞬間が俺は…
大好きだ。
全てを賭けてもいいほどに。
あっという間にトークタイム。
🍒『見て。あの子可愛くない?』
🐴『えっ?どの子ですか?』
ジョンハニひょんが話しているのを良いことに
スンチョルひょんとドギョマが小声で話す。
何してんだ。全く。
…でも
ドギョマはともかくスンチョルひょんが
女を可愛いなんて言うのは珍しい。
メンバー思いのリーダーだけど
あまりに真面目すぎる。
女の影ひとつないし。
特に何も考えず、
俺はスンチョルひょんが指す方向を向いた。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!