第3話

秘密がバレる〜白布編〜
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2023/06/23 12:28 更新
ザワザワと生徒たちがいくつかのグループになり、1番一日の中でゆっくり過ごせる時間…そう、昼休み。



そんな中、白鳥沢高等部バレー部員一項、体育館に集まっていた。
(なんでこんなことに……)

せっかくの昼休みなのだ、ゆっくりしていていたいに決まっている。
が、最近白鳥沢付近で誘拐事件が多発しているらしい。その中で、特にバレー部所属している人が被害が飛び抜けて多いのだ。今は大人数でなるべく帰るように注意をうけている。

そして、白布には心当たりがある。寧ろ心当たりしかない。
そんな白布は気まずさしか無い。全体注意が自分に該当しているときの虚無感と言ったら………

(帰りてぇ…………!!!!)

(でも誘拐、ねぇ…。縁下どもは知ってんのか?)

そんなことをボーっと考えていると




ビー!!ビーッ!!

白布の携帯から爆音が流れた。

白布のポケットに入れておいてある『仕事用』携帯がいきなり爆音で流れ、体育館中に音が響いた。
もちろん、白布の周りにいた部員は体をビクつかせ驚いた顔をした。

白布自体は真顔だが冷や汗が止まらない。どうしようかと考えている間も鳴り響く爆音。

「おい。白布。携帯はマナーモードにしておけ。」

地獄のような沈黙を破ったのは主将である、牛島若利だった。
一言かけられて、ハッとしたように体をビクつかせ立ち上がった。

「すいません。こっちのケータイ、『非常用』でして…なんかあったみたいなので、でできてもいいですか?」

あいも変わらず真顔でそう言い放った。

「そうか…。なら、早急に済ましてこい」

やはり牛島、通称牛若。圧がすごい。

「ハイ!」

と返事をし、白布体育館を出ていった。
白布は体育館トイレに移動し、電話に出る

「はい。もしもし。なんスカ」

学校の時間に仕事用電話がかかってくることはない。だから緊急なのだろうということだけはわかっていた。

『あ〜、もしもし〜?』

「その声、ベルギーか?なんだ担当矢巾じゃないのか?」

『いやそれはそうなんやけど〜…』

電話をかけてきたのは、ベルギーの国の擬人化。通称ベル、ワッフル
仮名はめんどくさいからつけていないらしい。


ベルは少し歯切れが悪そうに話し始めた
……………………………………………………
「なるほど。早退すればいいのか?あ、でもうち寮だから少し遅れっかもしんね。」

『せやな…大丈夫。東京ってだけで遠いしなぁ。』

理由ワケを聞いた俺はそうだな、とだけ返して電話を切る。

体育館トイレから出ようとした時






















キィー
個室扉が開いた



会話を、川西太一コ イ ツに聞かれてしまったのだ

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