「んん……」
あれ、ソファで寝とったんやっけ…。
窓から差し込む光がほんのり赤色で夕方だと察する。
隣ではあなたちゃんが俺の腕を抱き締めて、俺の肩にほっぺを乗っけて寝ている。
「…ふふ、かわいい……」
あなたちゃんに顔を近づけると髪のふわっとした甘い匂いが鼻を掠める。
シャンプーの匂いと、あなたちゃんの匂い。
「…いいにおい、」
顔を一旦離して、起こしたアカンな、と思って体を動かさないで目を回すと。
明らかに…膨らんでる、ズボン。
バレたらやばいやろ、これ。
でも動かれへんしな……
『ん……こた、くん…』
「…あなたちゃ、起きたん?」
『……んー、寝てたっけ、?』
「いつの間にか寝てたみたい」
『そ〜なんだ…、あれ、こたくんほっぺ赤いよ、?』
「…っ、寝起きやから、かな、、」
『……こたくん、、それ』
あなたちゃんに指さされたのは、さっきから気にしてるそこ。
恥ず…
「あー…ごめ、ちょっと……トイレ、行ってくるな、」
ばれたら、しゃーないよな…。
そう思って立ち上がると、手を掴まれる。
「…あなたちゃん、?」
『……ひとりでするなら、…私、してあげる、』
「え、まって、…ええよ…そんなこと、」
『いいから、すわって、』
「え、えぇ…?」
断り切れなくて、というかちょっと断りたくなかったけど。
言われるがまま座り、あなたちゃんにズボンを中途半端に脱がされる。
『……いくよ、?』
「…お、ん……」
1枚布を挟んで、手で優しく撫でられる。
これだけでも、結構。
ある程度硬かったそこは更に硬くなって。
下着の間から手を入れられて直接触られると、ほんまやばい。
あなたちゃんの手がちょっと冷たくて。
というか女の子って手までやらかいんや…とか要らんことばっか考えて。
『おっきくなった、、』
「いわんでや、……ぅ、う…」
ほんまに、ほんまにアカン。
もっとされたら、出ちゃいそう。
「…っ、、ぁ……で、そ……」
やばい、出るっ……っていうときに手の動きを止められる。
『……こたくん、私も、…気持ちくなりたい……な、』
そんなこと、言われたら…なぁ。
しかも寸止め喰らって理性飛びそうなときに。
俺の膝の上にあなたちゃんを座らせて。
下に手を伸ばせば。
「…ぇ、なんで、こんな…」
『、しょうがない、じゃん…、』
何もしてへんのに何故か濡れてる。
こんなん、かわいすぎん?
無意識のうちに唇をあなたに寄せた。
「…ん、……っちゅう、、」
『っんぅ……』
「……ん、慣そか、」
『ううん…いいよ、そのままで』
「ぇ、痛いんちゃう?…平気、なん、、?」
『大丈夫だから…はやく、』
膝の上で小さく腰を揺らした姿が官能的で。
あなたちゃんの下着を横にずらして、隙間からいれていく。
「っく、、ぁ…」
『はぁ、……んっ、ぅ』
「ほんま、、やば……っ」
あなたちゃんが上に乗ってるからか奥まで届くし、めっちゃキツいし…。
さっき寸止め喰らった俺からしたらほんまに、一瞬でも気ぃ抜いたらやばいで。
『……んんっ、きもち、ぃ…』
「動かすで、」
『っや、、ぁぁ…っ、』
下から突くときゅうきゅう締まるのがきもちよくて、あなたちゃんも俺も声を抑えきれてへん。
『っこたく、ん……っイき、たい…』
「…えーよ、、一緒にイこ、……っ」
俺はあなたちゃんの腰周りに、あなたちゃんは俺の肩に手を回してぎゅっと抱き締め合いながら、
そのまま大きな波にのまれていった。
『はぁ………んふふ、こたくん、かわいかった…』
「もぉ…やめてや、、」
ほんまは、またあなたちゃんにしてもらいたい…けど、そんなん言えへんから。
「…あなたちゃん、ありがと」
って伝えておく。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!