第40話

参拾漆話
80
2026/04/01 15:26 更新


城夜しろや 夕羽ゆうは
電能出力…
狐の嫁入りフォックバウンド


スマホからズルッと狐の形をした玖が出てきた

狐様( きゅう
…ん!?
夕羽!何でだした!
城夜しろや 夕羽ゆうは
ご、ごめんなさい…!
玖さんには
やってもらいたいことがあって…
蘇我そが 巳殊みこと
そうか…
玖さんが城夜の寒さを
和らいでいたから…
狐様( きゅう
そうや
蘇我そが 巳殊みこと
佐湖
城夜も一緒に暖めてやれ
佐湖さこ 一誠いっせい
は~い
狐様( きゅう
そんでなにしたらええ?
城夜しろや 夕羽ゆうは
玖さん…デカくなってあそこにいる
亜科さんの翼を1つでもいいから
壊して欲しいんだけど…
狐様( きゅう
任せとき!
亜科あしな ばん


玖は亜科よりもデカくなっていった

佐湖さこ 一誠いっせい
で、でか!?
蘇我そが 巳殊みこと
これで良い
とりあえずは…
亜科あしな ばん
なんだキミは?
見た感じ化け垢じゃないのか?
狐様( きゅう
化け垢?
そんなもんやないわ
狐様( きゅう
ワイはお狐様やで!
神様に近いもんや
亜科あしな ばん
ふむ…
人間に飼い慣らされている狐か

亜科は指で枠を作り玖を収めた

亜科あしな ばん
タイトル──『 落ちこぼれた飯綱の狐 』
ん~ダメ…落選…
狐様( きゅう
勝手に名前つけて落選て
失礼なやっちゃな
狐様( きゅう
とりあえずおめぇの立派な翼
壊してやんで!


そういい玖は亜科に向かって
手を振り下ろした

亜科あしな ばん
タイトル──『 死氷の鎖 』


亜科は手の平から氷で作った鎖を出し
玖の手に巻き付けた

狐様( きゅう
うお!?
なんやこれ!?
城夜しろや 夕羽ゆうは
玖さん…!


鎖が巻き付いた所から徐々に凍っていった

蘇我そが 巳殊みこと
……
霞流かすばた くくる
蘇我…!
こっちは準備できた
蘇我そが 巳殊みこと
……そうか
蘇我そが 巳殊みこと
城夜
玖さんを戻して
城夜しろや 夕羽ゆうは
は、はい…!

城夜は玖を戻した

城夜しろや 夕羽ゆうは
玖さん…ありがとう…
蘇我そが 巳殊みこと
残念だけど下がっとこう
ここからは1階生の時間だから


その言葉の意味を
佐湖も城夜も気付いていなかった

佐湖さこ 一誠いっせい
一緒に戦わなくて良いのか?
蘇我そが 巳殊みこと
上級相手とは戦いたいが
仕方ない
蘇我そが 巳殊みこと
柄本、中に入れる?
柄本えもと 成彦なるひこ
お、おう
大和田と草場が電能で電獣を召喚し
縁城と鋭義、霞流と輪狩とペアを作った

それぞれ作られた電獣に飛び乗り
亜科の元まで飛んでいった

鋭義するぎ でい
えへ……
な、なんだが
ドギマギしちゃうナ……♡
縁城えにしろ 蒼吏そうじ
なんでだよっ!?
鋭義するぎ でい
アッハ♡
縁城ぉ俺の炎あったけェだろォ?
鋭義するぎ でい
あぁ焦がしてぇけどガマンガマン……
縁城えにしろ 蒼吏そうじ
ったく
亜科あしな ばん
フ……
大和田のペットか
粗末な翼だ…
亜科あしな ばん
これが本物の翼だよ!!
剣にして矢にして最高硬度の盾!!
僕の美の象徴だ!!
亜科あしな ばん
タイトル──『 死氷のはばたき 』


亜科の翼から尖った氷が飛んでいった

それに当たらないよう
大和田と草場は電獣を操作していた

縁城えにしろ 蒼吏そうじ
うおおお!!
鋭義するぎ でい
アッハ♡
落っこちんなよォ!!



滑川なめかわ きり
ハスミ氏
ナメカワにもなにか仕事をくだされ
羽住はすみ 連理れんり
話しかけないで
俺、まだ許してないから
漆栖川、湯かげんはどう?


「 窓 」を温泉とつなげ
漆栖川の手を暖めていた

佐湖さこ 一誠いっせい
スゲぇな…
温泉とも繋げれんのか…
漆栖川うるすがわ 希詠きよみ
手だけはあったかいっ…けどっ
さッッむいッての~!!
漆栖川うるすがわ 希詠きよみ
でも″壁″ん中からは撃てないから…
くそっ…速い…狙えない…
亜科てきが一瞬でも止まってくれれば…
滑川なめかわ きり
ようし
踊りで皆を元気づけますぞ


そういい滑川は四方八方に踊り出した

柄本えもと 成彦なるひこ
集中できないからやめて!?
蘇我そが 巳殊みこと
はいはい
滑川落ち着こうな
滑川なめかわ きり
暇ですぞ
蘇我そが 巳殊みこと
分かってるから


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