あの1件があってから、いふくんとないちゃんはよく話すようになった。それに、いふくんから話しかけに行っている気がする。
ほんとに、いふくんはないちゃんを好きになっちゃったんじゃないかってちょっと怖い。
しょーちゃんはこう言ってくれるけど、不安なもんは不安だ。自分がここまでいふくんに好意があったことにも驚きを隠せない。欲しいものは手に入れるのが主義。
僕は今、1番いふくんが欲しい。
……どうしたら、僕を見てくれるのかな。
そういうことじゃないよ……
どうにか説得して、1杯奢るという約束のもと、いふくんと2人でカフェにきた。放課後にカフェ行くのとか女子くらいしかしないけど、デートみたいでいいでしょ?
あの時、
「 僕のものになってよ 」
そう言った。その後これに対する返事は1度も聞いていない。いや…答えさせなかったのほうが正しいか。口付けで塞いじゃったし。…でも、覚えててほしかったな〜…とか。
……え?
え…しょーちゃんが??
僕が相談したときは興味ないみたいな表情してたのに。だから助けてくれないんだろうなって思ってた。…のに、本人より行動力あるとか……
これは言ってなかったんかい!!
なんかたくさんの人に見てもらっちゃって喜びしかない。
あーる全然なくてすみません爆汗
開催中です












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。