私たちはまたバレーを始めた。
少し休憩にしようとした所で、後から来る予定だった
Nと合流。
休憩を終えて、しばらくバレーをしていると私はトイレに行きたくなった。
他にトイレに行きたい人がいなかったので1人トイレに向かった。
ふと見るとさっきの男の子たちもトイレの方に向かって歩いている。
向こうも気づいたのか、こっちに駆け寄ってきて
さっきはボール取ってくれてありがとう😁と行った。
わざわざお礼を言いに来るなんて優しすぎ!と驚いた。
一緒にトイレの前まで来たので、やっぱりこの人たちもトイレに行きたかったんだと思った。
私が別れを告げ、トイレに入ろうとすると、もう1人の
男の子Aが私の前に立ちはだかった。
何かと思い顔を見上げると先ほどのイケメンがトイレ行きたい?☺️と聞きながら笑顔で顔を覗いてきた。
私は少し怖くなったのでやっぱり大丈夫です。と言って
その場を離れようとした。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!