⚠️・紫さん側の視点
・1話から見てください
・本人様とは関係ございません
・キャラ崩壊
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帰りの車の中で
ひとりが口を開く
そんな言葉が重くのしかかる
そうだ、敵だ
アジトを知られていいのか
中に入れていいのか
みんなも少しは気にしていたはずだ
特に紫青以外の3人は
その男に対して
少しばかりの恨みがあった
紫は言った
それは場所を知られないように
誰も傷つけないように
最前の選択だと紫は考えた
その場にいなかった彼は
1番混乱していてもおかしくないのに
冷静に対処する
細かいことを決めていれば直ぐに時間はすぎる
あっという間に着いてしまった
地下の硬いベットに橙を下ろす
片手だけ、念の為に固定する
知り合いだとしても敵だ
そう言い聞かせて
そして応急処置しかしていない太ももの にかぶさった
布をめくる
痛々しい傷に流れる血
口からこぼれる
少しキツイ言い方は
敵に向けての言葉だからだ
今は紫と桃しかいない
処置を終わらせて外へ出る
扉を閉めてみんなの元へふたりで向かう
みんなのいる部屋のドアを開ければ
いつもの日常が広がっている
2人は呆れたように
でも安心したように
和に入っていった
そんな騒がしい声に、紫も笑顔になる
5人は仲良くゲームをする
今まで殺し合いをしていた事を感じさせないような
楽しい笑い声が部屋に響く
地下の男は静かに目を開けて
男は少し困惑していた
当たり前だ
ここはどこだと
天井を見上げる
体を動かそうにも足が痛いし歩けそうにない
それどころか手首は頑丈に固定され、
男は途方にくれた
少し呟いても誰も返事がない
男は諦めて眠ることにした
ー次の日ー
窓のない地下室でも、男の体は朝になれば起き上がる
自分の体内時計は完璧だが
窓も時計もなく
それに気づくこともない
動こうにも動けない、
その事を思い出すまで、男は少し時間がかかった
寝起きの悪い彼だ
1人なのにそんなことを口ずさむ彼の部屋へ
1人入ってくる
その男はここに来るのが憂鬱だった
みんながまだ起きてないからと
地下の様子見を任された彼は
憂鬱な気持ちで扉を開ける
ーなんで僕がー
ガチャっと扉を開けるとそこには
緑色の瞳が目を開けていた
驚いたような声を出すが
起き上がれない彼は認識が出来ないらしい
男の目に自分が入るところまで歩いていく
恨みがあるはずの彼は
礼儀正しく挨拶をする
彼からすれば当然の疑問を
面倒くさそうに答える
その様子から、どんな話をされたのか想像が着く
そう言って黄色は
リーダーを呼びに行く
次に扉から現れたのは
紫だった
見えないところから名前を呼ぶ彼に
男はいつもどうり笑って返す
その笑いがいつも通り過ぎて
前と変わらな過ぎて
紫は拍子抜けと同時に
怒りが湧く
見えないところからの声にも
しっかり反応する
ーははっーと笑う彼に
紫は何故か悪い気がしない
それでも確認しないといけないことがある
そんなことを平然と言うから
前と変わらない優しさを見せるから
紫は少し油断した。
普通、1度裏切った奴に次はない
そういう方針のstrawberry
しかし紫はかつての仲間の
かつての優しさに
引っかかってしまった
断れないように
無理やりYESを言わせるように
彼は言う
無茶な願いを言う
本当に無茶だ
しかし彼は
思わぬ言葉を口にした
その言葉に紫は
もう信じられない彼を
少し信用したいと
思ってしまったのかもしれない
かつて1番仲の良かった彼を
相棒だった彼を
好きだった彼を
もう裏切られないように
彼は手渡した
仲間にも相談せず
自分の判断で
自分の考えで
彼に
ーGPSを付けたー
それだけを言って
それでも彼は驚かずに
それを承諾した
他の人からは信じられない光景だが
それだけで紫は
彼を手に入れた気になった












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!