第35話

29 # 少女の追憶II
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2026/04/27 01:33 更新
話しながら歩いていたら、零のお家に着いた!
零は一人暮らしなの!お母さんとお父さんが零はダイガクセイなんだって言ってた!うーんと、菫は零と14こ離れてるから……零は20歳!ハタチってお母さんが言ってた!
お邪魔します!
降谷零/安室透
違うだろ〜?
零はそう言って先に玄関の方に入って、外にいる菫としゃがんで目を合わせてくれた!
うん!れぇただいま!
降谷零/安室透
菫、おかえり
えへへ〜
いつもよりもとびきりの笑顔で言ってくれたから、菫もちょっと嬉しくなってにこってなった!こうやって零は時々魔法を使うから、零は魔法使いなのかもしれない!
降谷零/安室透
取り敢えず手を洗っておいで
うん!
今日はお泊まりできる日だから、持ってきた荷物を零に預けて洗面台までダッシュする。零はこんな大きいお家に1人だなんて、寂しくないのかなぁ?
手のひらからあわあわを落とした後にぴんぽーんってインターホンが鳴った。零が画面を見て玄関に小走りで向かったから、菫も零をおいかけていったの!
ドアが開いたら、猫みたいな目をした、男の人が立ってた!
その人は零のことを『ゼロ』って呼んでるから、多分零のお友達なんだろうな〜と零の足に後ろから捕まりながら思った。
諸伏景光
ゼロ、分からないところがあるから教えてもらおうと思って来たんだけど……逮捕?
降谷零/安室透
断じて違う。僕の親戚の子だ
菫って言います!よろしくねお兄さん!
諸伏景光
菫ちゃんね、俺は諸伏景光。よろしくな
降谷零/安室透
菫がいいなら上がってもらって構わないが……どうする?
景光お兄さんも遊んでくれるのかなあ?とっても優しそうな人だし、零もこの人といると楽しそうだし、一緒にいたいなって思った!
うん!景光お兄さんも一緒に遊ぼ!
諸伏景光
ん゛ん゛
降谷零/安室透
……間違っても菫に手を出そうなんて考えるんじゃないぞ、そうなったらたとえヒロでもこの手で潰す
諸伏景光
大丈夫だ、ただ癒しとして抱きつきたくはなった
菫、抱き枕にはなれるよ!
菫はぎゅーってしてくれるなら大歓迎だもん!
……零が怖い目で見てくるよ〜!!
助けて〜!
ひし、と景光お兄さんの足にしがみつく。零怖い!逃げなきゃ!
……さらに怖くなった!うわーん!もうだめだよ〜!
れぇ……っこわいっ!うぅ……
零の睨むような目が黒いオーラを纏ってるような気がした。菫何もやってないのに!!酷い……
気づいたらボロボロと涙が零れ落ちて来たから、急いで違う部屋に入ってバタンとドアを閉める。なんだか零に顔を見せたくなくて、ドアに寄りかかって膝に目を擦り付けた。
零、菫のこと嫌いなのかなぁ?
景光お兄さんと仲良くしたから、怒ったのかなぁ?

もう知らない!零なんて嫌い!!

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