第30話

第29話
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2023/02/28 04:40 更新
ハンジソン
ハンジソン
イエナー。
アイエン
アイエン
何?
ハンジソン
ハンジソン
日記ほんとに始めたんだねー!
アイエン
アイエン
うん、ほらー。
とスマホを少し操作した後、



目をキツネのように細めてスマホの画面を見せてきた。

ハンジソン
ハンジソン
アプリもいいよねー、続けやすそう。
アイエン
アイエン
紙もいいけど、慣れてからにするよ。
今日で2週間なんだー。
アイエン
アイエン
それで思い出したんだけど。
ハンジソン
ハンジソン
何を?
アイエン
アイエン
ハニヒョンなんか右上にバツつけてなかった?
ハンジソン
ハンジソン
……あぁ…まぁ。うん、付けてる。
アイエン
アイエン
あれなんなの?
ハンジソン
ハンジソン
今日の自己評価みたいな?笑
アイエン
アイエン
でもバツばっかりじゃんー。
ハンジソン
ハンジソン
目標は高く、ね!
アイエン
アイエン
適当なんだから……。
ハンジソン
ハンジソン
まぁまぁー……ごめんってー。笑
ところでもうちょっとでイエナの番じゃない?

と言うと、




個人撮影を終えたらしいスンミナが帰ってきた。


スンミン
スンミン
イエナー、次だよー。
アイエン
アイエン
あ、うん。今行くよ。



ハンジソン
ハンジソン
ふー。
スンミン
スンミン
なんの話してたの?
ハンジソン
ハンジソン
ううん、別にー。世間話?笑
スンミン
スンミン
あ、そう。



日記の内容にリノヒョンが入っていないからと言って、



一切その要素が含まれていない訳では無い。




あのバツは、




アイドルとして許されない感情を持った僕に対する評価だ。




リノヒョンのことばかり考えてしまったなら、




その日は当然評価も低くなる。





















……あれ?




でも、評価してる時点で絶対リノヒョンのこと1回は考えるじゃないか。




ハンジソン
ハンジソン
はっっっっ!!
スンミン
スンミン
え、急にどうしたの?笑
ハンジソン
ハンジソン
僕は馬鹿だったよ……。
チャンビン
チャンビン
マジでハニも狂ったんじゃ……。
バンチャン
バンチャン
どうしたの?ジソナ。
ハンジソン
ハンジソン
自分の見落としに気づいたんです…。
バンチャン
バンチャン
え、なんの?
ハンジソン
ハンジソン
…………強いて言うなら人生。


内容上僕の考えていることや、




事情は詳しく話せないけど、



今気付くなんて。




でもこういうことを思うと、




僕にリノヒョン離れ(?)が如何に難しいかが




身に染みてわかる。




自分の望むことと逆のことを無意識にしてしまってたんだ。




まぁ、ヒョンのことを日記に書いていないにせよ、




振り返る時点で、




今日もヒョン、



かっこよかったなとか思わなかったって言われると、




なんとも言えないし。




チャニヒョンの質問にハッキリとは答えず、




ソファにもたれかかってスマホを放り出して唸っている僕と、




要領を得られず困惑するメンバーとで混沌とした楽屋の空気に、














ヒョンジン
ヒョンジン
え、なにこれ。
どういう状況?
といまさっきトイレから帰ってきた、




ヒョンジナの間抜けな声が響いた。

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