登場キャラ 🦁 💀 🐉
「わたし、元の世界帰れるって!!」
一瞬、目が少し見開きます
嬉々として報告してくるあなたを数秒見つめたあと、頭にポン、と手を乗せる
いなくなってほしくない、でもコイツがこんなに嬉しそうなら…そう考えた結果、自分の思いも何も伝えられずにただ見送る
帰ってしまったあなたのことを思い出しながら、空っぽな日常を送る
たぶん、無理に引き留めようとはしない。だってそれがあなたにとって本当の幸せだから。
タブレットの通知がピコン、と音を立てて鳴り
「元の世界に帰れるようになった!」というメッセージを見て、指が止まる
気づいた時には寮を飛び出て、鏡の間へ向かっていた
なんで自分にはメッセージなんだ。会いたがらないだろうなとでも思われていたのか。
彼にしては珍しく息を切らして走ってきていたので、びっくりするあなた
最後の最後まで帰るな、と遠回しに伝えてくる
最終的には想いが溢れ出してあなたの手を握って小声で告白をする
オンボロ寮を飛び出したすぐ、たまたま廃墟を徘徊していた彼に出くわす
帰る方法が見つかり、今まさに帰ろうとしていることを伝えると
彼のこちらを見る視線は、なにかかけがえのないものを失うかのようだった
そんな彼を無視し横を通り過ぎようとすると、道を塞ぐようにして目の前に大量の茨が出てくる
自分の命の危機を感じ、思わず後退りするあなたを、彼は後ろから抱きしめる
それからは知らない間にいなくならないよう、あなたの服に微量の魔力をつけて、居場所が分かるようにする
何か怪しい行動をしようものなら、転移魔法でも何でも使ってあなたを常に隣に置く












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。