「 レイ! 」
ノーマン
「 ん?どうしたの? 」
一瞬困惑しますが、すぐに間違えたのだと気付き笑ってきます。貴女が間違いに気付き訂正すれば、「 レイと間違えるなんて、嫉妬しちゃうな。」と本心か否か、壁に貴女を追い詰めます。冗談っぽく言っていますが、結構嫉妬しているみたい。
「 ノーマン! 」
レイ
「 …俺はレイだけど? 」
いつものように聞き流すのではなく、読んでいた本を閉じ顔を近づけてきます。そのまま唇を塞がれ貴女はびっくり。レイも、内心かなり不安そうですよ。もう名前は間違いないようにしましょう。
「 レイ! 」
エマ
「 … どうしたんだ? 」
少し頭にはてなを浮かべますが、名前を間違えたのだと分かるとレイの物真似をしてきます。2人で笑っていれば背後には黒笑を浮かべたレイが…2人で仲良くお説教をされることでしょう。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。