ある日、突然、街全体を騒がせる速報が入った。
これをきっかけに警察本署には一般人、ギャング関係なく
多くの人が駆け込んできた。
警察の皆…らだおを信頼していた人達は完全に心神喪失していた。
ギャングのボスたちは「ごめん…ごめん」とずっと謝っていた…
何せあのらだおが崖の上から飛び降りたのだ…
…もしも…もしも、過去に戻れるなら優秀な先輩(らだお)が生きている時期に戻りたい…そんなに思い詰めていたのならば声をかけて救ってあげたかった…
「ラダちゃん先輩…」
「青先…」
「らだオ…」
「…らだお…俺たちがグズグズしててもダメだよな…わかった…よし!パトロールするか!」
…俺らは一理の可能性にかけている。
崖(あの現場)にはらだおのシンボルともいえる黒をベースにした青いラインが入っている鬼のヘルメットと遺言書しか置かれておらず、近くに遺体すら見つかっていない。俺たちは捨てない…
もしかしたら、らだおは生きているかもしれない夢(希望)を…












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!