dino side
そう、今日は待ちに待ったクリスマス
最近は忙しくて
メンバーみんなで集まって休める時間がなかった
それでも今日は年に一度の記念日
せっかくならみんなで素敵な夜を過ごしたい
…そうでしょ?
そうやって盛り上がってる声を聞きつけたのか、
うるさいヒョン達が集まってきた
呆れたようにそういったスンチョリヒョンだけど
どこか嬉しそうに微笑んでいた
ひょん〜
顔に出てますよ〜
嬉しいって顔してますよ〜
おっと、小悪魔な2人が登場しました
ほんとこの2人が一緒にいるとろくな事がない…
2人は何故かニヤニヤしながらこっちに近づいてきた
もはや怖がってるじゃん、スンチョリヒョン
あ〜もう、スンチョリヒョンガチ照れじゃん…
それを見たジョンハニヒョンはいたずらっ子な目をして笑っていた
サラッとシュアヒョンにウインクをしながら
あぁ、2人のイタズラだったのか、、
スンチョリヒョンを照れさせる作戦なら大成功だろう
だってヒョンは顔を真っ赤にさせてジョンハニヒョンの肩に顔を埋めているのだから
そんな2人をニコニコしながら見ていたシュアヒョン
とうとうギューってし始めた2人を見て、
寂しくなったのだろうか
なんて大声で叫びながらドギョミヒョンを探しに行った
はぁ、ほんといつまで経ってもバカップルである
それでもそんなヒョン達を見て幸せなのも事実だけど
…俺もミョンホヒョンに賛成かな
そろそろ妖精さんはやばい気が、、、、
いや、本当にジュニヒョンには見えてるのか?
でもそんな訳……
なんて悶々と考えていると急に肩を叩かれた
あ、さっきまでブンブン振ってたしっぽと耳が下がった…
でもウォヌヒョンめんどくさいフリしてるのバレバレですよ
本当は嬉しいんですよね
耳の赤さが物語ってます
そうこうしていると、寝坊組も起きてきたみたい
実はこれを提案してたくてウジヒョンを待ってた節もある
俺はウジヒョンの声が大好きなんだ
優しい歌声と柔らかなギターの音色が混ざれば、
もうそこは楽園
寂しい空間もヒョンの音楽で明るく彩られる
ああ楽しみ! どうせなら曲もリクエストしようかな?
うーん、何にしよう…
ん?ちょっと待って
なんかすごい足音が聞こえる…
ダッ ダッ ダッ ダッ
そう言ってウジヒョンの頭をそっと撫でるホシヒョン
あー、ウジヒョン、茹でダコみたいになってますよㅋ
なんだかんだ言ってこの2人もだいぶ甘々である
そんな2人を見ていたら
その後ろからぴょこっと黄色いふわふわの塊がのぞいた
たんぽぽ(スングァニヒョン)に連れられているのは
もはや歩いてることが不思議な程に眠そうなボノニヒョン
相変わらずのマイペースです
全員が起きた所で、スンチョリヒョンが声をあげる
スンチョリヒョンの声と今日もうるさいブソクスンの
叫び声を皮切りに、ぞろぞろとヒョン達が動き出す
プレゼントを買いに行く人達や
部屋の飾り付けをしている人達
料理を作っている人達に
もはや目が開いてない人
それぞれが思い思いの事をして、
あっという間にリビングがクリスマスカラーに
ツリーの下には13個のプレゼントが並べられ
食卓には豪華な料理が揃っていた
「「Merry Christmas!!!!」」
みんなは大声でクリスマスを祝うと
ミンギュヒョン自慢のご飯を食べ始めた
どれもすごく美味しくてもう最高!!
ほっぺた落ちそう……(*´~`*)
みんなのご飯が一旦落ち着くと、
ウジヒョンがギターを出して言ったんだ
ジフニヒョンの歌声に合わせて手拍子するヒョン達
静かに微笑みながら聞いてるヒョンや
ゆっくり揺れながら聞いているヒョン
ボノニヒョンに関しては一緒に歌っちゃってるけどㅋㅋ
みんなが楽しそうに聞いていて、
歌っているウジヒョンもすごく幸せそう
やっぱりリクエストして良かったかも!
俺も手拍子しながらみんなを眺めて幸せな気分に浸っていた
ジフニヒョンの歌が終わると何故かみんなで大合唱になって、もはやブソクスンがうるさい…
ジョンハニヒョンやシュアヒョンはもっとやれー!
なんて叫んでるし
でもたまにはこういう時間もいいよね?
なんだか俺達らしくてすごく輝いている時間
ひとしきり歌い終わったらみんなでプレゼント交換やらなんやらして、楽しい時間はあっという間に過ぎていき、
段々夜が深くなるにつれ
それぞれが自分の相手と一緒にゆっくりする時間となった
ん?俺は寂しくないのかって?
そんなことないよ!
だってヒョン達はいつも僕の事を呼んでくれるからね
ジュニヒョンとミョンホヒョンとはお喋りをして
ジフニヒョンとホシヒョンにはギターを教えて貰った
…赤ちゃん扱いされたのは腑に落ちないけどね?
ドギョミヒョンに大きな声で呼ばれたから
急いでヒョンの所にいったのに、
まさかのシュアヒョンのマッサージやらされたし…
もう!ドギョミヒョンが疲れただけじゃん!
ボノニヒョンとスングァニヒョンには
クリスマスカードを貰った
ボノニヒョンのはスタイリッシュでカッコよかったけど、
スングァニのは…。
ウォヌヒョンとミンギュヒョンとはゲームをして
スンチョリヒョンとハニヒョンに呼ばれたから
ゲームを辞めて2人の所にいったら
2人は手を広げて待っていた
とても暖かく微笑んでいる2人を見て
すごく嬉しくなった俺は、
少し小走りで2人の腕の中に飛び込んだ
素直に甘えさせてくれるヒョンがあまりにも優しくて
2人の胸に顔を押し付けた
そしたら2人もさらに強く抱き締めてくれて
すごく暖かかったんだ
…ん?なんかぞろぞろ集まってきてない?
ジュニヒョンが来たと思ったらミョンホヒョンもきて
その2人を皮切りに何故かヒョン達がみんな集まって
抱き合う不思議な状態に
中心にいる俺は圧力でもはや苦しいけど、
ヒョンたちの愛を一身に受けられている感じがして
とても幸せだ
はぁ、今日もSEVENTEENにはバカップルばかりだけど
そんなうるさいヒョン達に俺も愛されてるようです
end.
こんにちは、howです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
初めて番外編なるものを書いてみました
いかがでしたか…?🫣
全っ然上手く書けませんでしたが、とにかくクリスマスに投稿したかったのでこんな風になってしまいました…
私は去年受験生で、クリスマスや年末は無いに等しかったので今年のクリスマスや年末がすごく楽しみでした!笑
今年は思いっきり楽しもうと思います🤭
皆さんも素敵な1日をお過ごし下さい!
ささやかながら、充実した1日になることを願ってます💭
🎄Merry Christmas🎄
-how
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。