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第2話

chapter0『見知らぬ世界』非日常編
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2026/05/20 13:00 更新
フォール・チック
あれ、ライ寮長!
ライ・オーヴァーストレイン
フォール?
体育館に来ると、2年生の人や寮長たちもいた。どうやら、中等部の子達はいないらしい。

17人…意外と少ないな。修学旅行とか、学校行事では…無さそう?
???
集まったかー?
舞台の方から声が聞こえた。反射的に、みんながその声の方に顔を向ける。
ミレネ・ファーレン
…なにあれ?
アーリィ・エィコーン
変人。
???
誰が変人や!
ルナ・ダヴァナー
だって急に出てくるとか変人じゃね?
グリード・フェルガ
こおらすかー?
???
話聞けや
セレーネ先輩が溜息をつき、1歩前に出た。
セレーネ・ガルシア
…さっさと要件を言ってくれ。俺たちも早く帰りたいんだ。
???
ふーん。随分と聞き分けええな。
???
ま、ここにいる大半はもう帰れへんけど!
ライ・オーヴァーストレイン
どういうことだ?
???
…先に自己紹介と行こか。
モノダウン
俺はモノダウン!ここの学園長やで!
ノア・ブラックウッド
学園長?ここの?
アリス・サファイア
にしては随分と見た目がチャラい気が…
モノダウン
まあ失礼。
ミント・スターリング
それで、ここの学園長が、違う学園の僕らになんの用で…?
モノダウン
ああ、せやせや。
モノダウンはん"ん"っと喉を鳴らすと、甲高い声でこういった。
モノダウン
お前らにはこれから、コロシアイ学園生活をしてもらいまーーーーーーす!!
レイト・エィコーン
は?
先に反応したのは2年生組だ。
ラルカ・シャーロット
…何を言っているんでしょうか、この人は。
ラルカ・シャーロット
冗談きついですよ。
モノダウン
冗談じゃないよ!
ラルカ・シャーロット
でもここでコロシアイとか…ゲームとか小説の中じゃあるまいし。ワタシらは、やりませんからね。
グロス・ブラッシュストローク
ラルカ…
ラルカ・シャーロット
…?
モノダウン
…冗談やないのになあ。
モノダウン
ま、ええわ。見せしめも必要やー思っとったし。ちょうどええか。
モノダウン
ミントの魔法もあれやし…
ミント・スターリング
え?
モノダウン
そこのピンク髪、名前なんて言うんやっけ?
ラルカ・シャーロット
…?ラルカ・シャーロットですけど…
モノダウン
ああ、せやせや。
モノダウン
ほなら…いっちょやろか。
ノア・ブラックウッド
何言って
モノダウン
突き刺し、殺せ スタブ・アンド・キル
モノダウンは不敵な笑みを浮かべると、また叫んだ。

次の瞬間、


ラルカ先輩の身体に1本の槍が突き刺さる。
セレーネ・ガルシア
ラルカ!!
次に聞こえたのは鈍い音とセレーネ先輩の叫び声だった。
グロス・ブラッシュストローク
…?は?
ネーブラ・バンダリーズ
え…?なにこれ…?
セレーネ・ガルシア
だ、誰か回復を!
パル・メイト
そうだ、ミント!あれ!!
ミント・スターリング
え!?あ?うん!!
ミントくんがポケットからハサミを出し自分の髪を切る。

長い髪はかなり短くなっており、印象がかなり変わった…なんて言ってる場合じゃないか。
ミント・スターリング
ハーブ・ヒール!!
レイト・エィコーン
誰か一緒に運べ!マップに医務室あったろ!
セレーネ・ガルシア
一緒に行く!
レイト先輩とセレーネ先輩は、ラルカ先輩を背負って体育館を出ていってしまった。
モノダウン
ありゃま。
グロス・ブラッシュストローク
…何してんのお前
モノダウン
え?見せしめ。
グリード・フェルガ
やべー、まじじゃん…
ルナ・ダヴァナー
ほんとに、コロシアイしなきゃなんねぇのか…?
シェン・イェーリー
…………死にたくない。
モノダウン
死にたくないなら大人しくしときゃええねん!
モノダウン
ま、そうはさせへんけどな。
ミレネ・ファーレン
あ…ぁぁぁ…
モノダウン
ま、ここで3人どっか行ってもうたし…"学級裁判"の説明は後でええかな。
アリス・サファイア
学級裁判…?
ルナ・ダヴァナー
なんだよそれ…
モノダウン
まあ詳しいことはまた明日!今日はマップに書かれとる部屋で眠れや?
モノダウン
ほな!
フォール・チック
その場には重い空気が流れていた。
ゴミ街ですんでいた時以来の、辛く息苦しい空気。
パル・メイト
…フォール。部屋行くぞ。
フォール・チック
あ…うん。
とりあえず今日は寝よう。そう思った。
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