なあ無一郎。二限目って何だっけ
……美術。だから、早く美術室行かないと宇髄先生に怒られるよ
やっば
****
さあて、美術の授業を始める訳だが。いいか? お前ら。芸術っつうもんは何だと思う?
何か凄いやつ
シィーーン…
(……)
…お前…不死川のあだ名に使ってた語彙力どこ行ったんだぁ…
…良いかぁ? 芸術は……
先生がそう言って、何かを掲げる。
…んだアレ。えーと……何かのスイッチィ?
……あ、まさか…
先生!!待っ……
爆発だぁ!!
カチッ ドゴオォォンッッ!!
…綺麗に美術室の壁が吹っ飛んだなぁ。
私達は、咄嗟に伏せたから全員無事だ。
これが初めてって訳でもないんだけどね?
久しぶりだったからさ。
思いっ切り忘れてた。
…宇髄ィ。こりゃまた派手にやってくれたなァァ…??
あ、おはぎ登場
黙れ
うぃっス
それから、元番長の宇髄先生と、それに張り合えるほど喧嘩が強い不死川先生が大乱闘を起こしたが、お館様によって止められたとか。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。