それは、HRで突然起きた。
クラスの男子が急に、声を上げたのだ。
黙り込む先生。
って、アイツらなんて優しい人達なんだ。
もう大好きだわお前ら。
え、私そんな顔してた??
うわ、恥ず。恥ずいわー。(棒)
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え、初っ端からそんなの行くの?え?
……だからさ。
誰 だ て め ぇ ら 。
こういうのはさ、主要キャラがやってこそ面白いんじゃん?←メタい
モブ同士のキスとかどうでもいいんだわ!!
ねぇ!!?
しかもテメェらリア充だろ!! 今さ、リア充爆誕した!?!?
うっわぁ最悪!! 見せつけんじゃねーよもうやだぁぁぁ!!
あー、あれか。
愛してる愛してる愛してる言うやつね。
私はえっと…………………………5番??
5番ってなんだっけ、あれか。なんかあのあれか。
……痛い。
椅子から転げ落ちたんだが。
………あー、負けた。
何最後のあれ。…可愛いかよ。
せ、せせせ、せ先生が7番??
マジか。あ、うん。
心を無にしろ。青桐あなた。
何も考えるな……。
無一郎がそう言うと。
……少しずつ、先生が此方に近付いて来て。
ドンッッ
わーお名前呼び。
心臓があの、めっちゃバクンバクン言ってる。
何故だ。
こうしてお楽しみ会? は終わった。
今日は、先生の顔をまともに見ることすら出来なかった。
ーー令和コソコソ噂話ーー
今日一日中、実弥さんは青桐と目が合う度に顔を真っ赤にしていたらしいよ。
あ~~~~尊((((殴殴殴殴
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!