第2話

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2025/09/12 02:02 更新
例のとある日



きゃああああ!焔ビトよ!
誰か特殊消防隊を呼んでー!!
あなた
えっ!?ほむらビト!?
に、逃げなきゃ!!


ぼんやり街をふらついていたあなたは運悪く焔ビトが発生した現場に居合わせてしまった
焦ったあなたは冷静な判断ができず、まさかの焔ビトがいる方向へと走り出してしまった
あなた
えっ、なな、なんでこっちにほむらビトが…!?

恐怖のあまり立ちすくんでしまったあなた
焔ビトもあなたの存在に気づき、まさに襲いかかろうとしていた瞬間
👣
うぉぉぉぉおおおおおお!!!
あなた
み゜!?
👣
ギリッギリセーフ…大丈夫ですか!?
あなた
な、なんとか…助かりました…

危機一髪でなんとか第8特殊消防隊の隊員、シンラが助けてくれた
あなた
あっ、ありがとうございました!
👣
いえ!こちらこそ貴方が助かって良かったです!
👑
おい悪魔!姫を助けるのは騎士である俺の役目だぞ!
👣
ヒーローも人を助けるんだよ!!
騎士はそこら辺のトカゲでも倒してろ!
👑
なんだと!?
ギャイギャイ ギャイギャイ


2人が騒いでいるところをぼーっと見ていたあなたのところにある人が来た
💪
お怪我はないでしょうかー!!

声の正体は第8特殊消防隊の大隊長である桜備大隊長だった
あなた
あっはい!ありがとうございます!
💪
なら良かったです!しかし焔ビトが至近距離まで迫ったのです、念の為として病院で診てもらった方がいいでしょう
あなた
あぁ…たしかにですね
💪
今救急隊を呼んできますので、歩けるようであればあのマッチボックスの近くで待機をお願いします
あなた
わ、分かりました(手厚い…)

言われるままに第8のマッチボックスまでてくてくと歩いていったあなた
あなた
あの…すいません、きゅーきゅー隊が来るまでこの車の近くでタイキしていてくださいと言われまして…大丈夫でしょうか
🛠️
あぁ、大隊長がそう言ってたんなら
あなた
ありがとうございます!

そのまま また空を見ながら(大隊長という人どこまで行ってんだろなー…きゅーきゅー隊の人こっち来てなかったのかなー…)とかのんびり考えていた

考えることにも飽きてしゃがみ、指で地面に飴ちゃんのような絵を描いて
その絵を舐めようとしていた
あなたの舌と地面がキスを交わそうとする直前で上から声が降りかかった
見上げると今後あなたが散々情緒を乱される当人、ヴィクトルリヒトが立っていた
🥼
あの…何してるんすか?
あなた
アメちゃんなめようとしてただけですが…あ、なんかおかしかったですか?
🥼
土にはウェルシュ菌やボツリヌス菌、セレウス菌等の危険な菌が潜んでいるのに加えて犬猫や野生動物の糞尿でさらに汚染されてると思うんでその奇行はやめておいたほうがいいと思いますよ…
あなた
えーと…うーんと…長い話はちょっとよくわからないです…

残念ながら非常に頭の弱いあなたはむずかしい話が理解できずまた舐めようとしていた
話の長さだけで理解しようともしないあなたを見かねてあなたの口元を半ば無理やり手で塞いだ
あなた
ん゛っっっ!?
🥼
食中毒で病気したらそれこそ病院のお世話になっちゃいますからね。
それに止めなかった僕も怒られちゃいますし

そのままくい、とあなたの身体を起こして座らせた
あなた
ぁ…

聞いていないかのような態度のあなたは
あなた
(えっ、えっ、えっ、お口に手を??それにやさしく身体を起こして座らせてくれた…うわあ…しんぞうがドッキュンドッキュンしてる、この人が初恋…?そういえばこの人背高いな…おてても大きかったしキャシャな体格だしシンプルにお顔も好みで私のタイプすぎる好き!!!!!!!!!!!!取られたくない!!!!!!!!!)

これまた前述の通り、あなたは感情が昂ると髪が燃え上がるのである。この時も例外ではなく、感情が昂りすぎて生え際から毛先まで高火力の炎に変わっていた。
ゴオッと音を立て一瞬にして炎に変わったあなたの髪を見たリヒトは
🥼
(髪が炎に変わった!?第三世代能力者なのか!?いや、でもなぜ今このタイミングで?まさか焔ビト…いや、だとしたら髪だけでなく全身が燃えるはず…となるとやはり能力者!発動条件が気になるな、何がきっかけで…)
あなた
あ、あの、す、す、すきです…

リヒトが考え込んでいるところにあなたはぽつりと呟いた

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