例のとある日
きゃああああ!焔ビトよ!
誰か特殊消防隊を呼んでー!!
ぼんやり街をふらついていたあなたは運悪く焔ビトが発生した現場に居合わせてしまった
焦ったあなたは冷静な判断ができず、まさかの焔ビトがいる方向へと走り出してしまった
恐怖のあまり立ちすくんでしまったあなた
焔ビトもあなたの存在に気づき、まさに襲いかかろうとしていた瞬間
危機一髪でなんとか第8特殊消防隊の隊員、シンラが助けてくれた
ギャイギャイ ギャイギャイ
2人が騒いでいるところをぼーっと見ていたあなたのところにある人が来た
声の正体は第8特殊消防隊の大隊長である桜備大隊長だった
言われるままに第8のマッチボックスまでてくてくと歩いていったあなた
そのまま また空を見ながら(大隊長という人どこまで行ってんだろなー…きゅーきゅー隊の人こっち来てなかったのかなー…)とかのんびり考えていた
考えることにも飽きてしゃがみ、指で地面に飴ちゃんのような絵を描いて
その絵を舐めようとしていた
あなたの舌と地面がキスを交わそうとする直前で上から声が降りかかった
見上げると今後あなたが散々情緒を乱される当人、ヴィクトルリヒトが立っていた
残念ながら非常に頭の弱いあなたはむずかしい話が理解できずまた舐めようとしていた
話の長さだけで理解しようともしないあなたを見かねてあなたの口元を半ば無理やり手で塞いだ
そのままくい、とあなたの身体を起こして座らせた
聞いていないかのような態度のあなたは
これまた前述の通り、あなたは感情が昂ると髪が燃え上がるのである。この時も例外ではなく、感情が昂りすぎて生え際から毛先まで高火力の炎に変わっていた。
ゴオッと音を立て一瞬にして炎に変わったあなたの髪を見たリヒトは
リヒトが考え込んでいるところにあなたはぽつりと呟いた












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。