この世にはサイキックと呼ばれる能力者がいる
なりたいと願ったことも
遠い昔にはあったかもしれない。
「もうすぐ着きますよ」
政府関係者用機密連絡用アプリ「夜明け」
を使い、彼にそう送る
数分たち、目的地につく
すると、一人の男が私の車に乗り込む
彼のようになりたいと
願ったこともあったのにーー。
能力者の出来ることは様々だ
瞬間移動だったり、人の心読めたり、操れたり。
姿、年齢を偽れたり。
何よりの特徴は
髪が発光することだ。。
そのメカニズムは、未だ解明されていない。
サイキックは世界中に分布している。
が、ある国で偏って報告されている
その国が
日本、朝鮮民主主義人民共和国、中国、アメリカだ
日本 5人
朝鮮民主主義人民共和国 7人
中国 3人
アメリカ 3人
サイキックが二人以上が確認されている国は以上になる
朝鮮民主主義人民共和国が、人口に対し異様に多い
これが、未だ朝鮮民主主義人民共和国の核の脅威に
対応できない原因だと言われてる
そして、日本
人口に対しサイキックの割合が二番目に多い国
私はその日本で生まれた唯一のサイキック探知機だ
サイキック探知機が確認されているのは上に上げた4国に一人づつ。
長い沈黙の後、彼が頷く。
わかってる
彼も人間だ
だけど、私は、彼に。
彼らに。
人をすてることを強要しなければいけない。
見せかけの平和はそうやって成り立っている
そのことを、皆は知らない。
それでいいと。
それでも少しだけ。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。