優しく抱きしめられて、優しい声で、いきなり告白されて驚いた。
こんなブラックさんは初めて見た。
まぁ、出会ってそんなに時は経ってないんだけど
けど、私が知るブラックさんはいつもヘラヘラしていて何考えてるから分からなくて、何かしらの余裕を見せてるような、そんな感じ。
体を離して、面と向かう。
少し伏し目がちに私を見てる。
私は、私の
気持ちは……
ははっ
まさか悪魔と『恋』に落ちるなんて
人生捨てたもんじゃないなぁ
再度抱きしめられる。
ブラックさんの体温を感じる。
心地良いなぁ
手際良すぎない?
てか、めちゃめちゃ大事にされてた感が今伝わってくる
初めて知れた感情を持つと悪魔ってこうも変わるのだろうか
よくよく思い返してみると、なかなか溺愛されてたのかも?
本人に自覚が無かっただけで…
愛されるって本当に嬉しいなぁ
どこからかともなく契約書を取り出すブラックさん
あれ、なんかいつもと違うような……
あ、そういや悪魔だったこの人
ってかいきなり急展開過ぎでしょ!!
そ、そんな子犬のような表情(風に見える)で言われると…
約束を交わすようにキスをした。
ーーー好きですよ、あなたさん……














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!