第5話

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2025/07/30 06:10 更新
あなた「お待たせ致しました。オレンジペコと、思い出のお芋です。」






平「ありがとうございます。とても素敵な器ですね。舶来品ですか?実家で同じ様な茶器を見たことはありますが、これほど美しいものは…。」
 
平「いただきます。」





平side







夜空を閉じ込めたような、濃紺に金が入った茶器。

なんと綺麗なんだろう。

まずはお茶を一口。




琥珀色のおれんじぺこ?とやらも、干した果実の様な甘みと深み。お茶のはずなのに、沢山の風味が込められている。







あったかくて、おいしい。

体のみならず、心に染みていく。


自分が思っていたよりも、死んだことによって体が冷えていたのだろうか。

とても、ポカポカしてくる。




お芋は、ちょうどよく焼けていて美味しそう。

あの時は、焼きすぎて、皮が焦げかけたんだよな。

懐かしいなぁ。


兎も角食べよう。せっかくの熱々。食べなくちゃあもったいない。




行儀は悪いけれど、はぐはぐと口に入れてしまう。



この味、あの時の、そのままの味だ。

見た感じ焦げたように見えないのに、なんで?



確かあの時は、三木ヱ門と言い争いをしている内に火をかけすぎていたんだった。


それで喜八郎から呆れられたっけ。喜八郎はちゃっかりいい火加減の時に取ってたべてたんだよな。



美味しい。














皆とまた、食べたかったなぁ。


あれ?



なんか段々と、眠くなってきたかもしれない。





まだ、食べている途中なのに。


申し訳ない。





あ、







瞼が、



落ち、
   
   て


   く
         



      る。



 


???side






???「…夜叉丸。滝…叉丸。起…なさい…」






  「目が覚めたようですね。返事は入りません。」




  「『貴方は誰か?』そんなの決まっているでしょう?」


  「神ですよ。」


  「『なんで店主の姿をしているのか?』変えられますよ?例えば、あなたの級友とか。」


???は、綾部喜八郎に姿を変えた。


   
  「驚いていますねぇ。まぁそんな事を気にしていても意味がないので!本題に移りましょうか。」






  「さて、私と取り引きをしませんこと?あなたの願いを一つ叶えます。確か『皆を早くに召し上げない。』でしたっけ?」




  「そんなに心配しなくとも、叶えますから。」








 














  「貴方が神の使いになるのなら。」





  「もし神の使いになったのならば、貴方のいう、『皆』がこちら側に来る時に、ふたたびあうことができますよ?それに、こちら側から現世に行く事も叶います。」







  「如何ですか?」





  「『何故私に選択肢を与えるのか?』私の知り合いが、貴方のことを話していたからですよ。」



  「あら!了承してくださるの?」







 
  「では、此れから、貴方は、神の使いです。」









  「そして仕事を与えましょう。喫茶琥珀にて、働くのです。」












Special・Thanks

沢山のスポットライトありがとうございます。

躁鬱@フォロバ100様

メル様

みかさ様



とてもありがたいです。






☆付けてくださった、13人の方も、ありがとうございます。糧にしてこれからも、更新頑張ります。



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