~ ヨシ🐯side ~
案内された部屋に入ると
アクリル板の向こう側に扉が1つ、
それから椅子に座った記録用の警官の姿。
案内してくれた人はそれだけ言い残して出ていく。
時間はそうかからなかった。
…いや、10分くらいは待ったのかもやけど
俺らにはそんな時間一瞬で過ぎていった。
何度か唾を呑み込んだところで
がちゃんと重い音が聞こえて
前を見たら、手錠をしたアイツが___。
絶望した。
イェビンは何も変わってない気がする。
これじゃ何を聞いても…。
ジェヒョクはあなたの下の名前の名前を出されて
少しキレながら質問を投げかける。
ドキドキしながら返答を待ってたら
イェビンは首をゆっくり回しながら
やがて口を開いた。
今の発言で空気がガラッと変わった。
警官も、筆記を追いついてから
鋭い目つきでイェビンを見つめる。
ただ1つ、まずいと思った。
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!