第133話

脆いよろい
2,054
2025/11/24 07:37 更新


~ ヨシ🐯side ~





案内された部屋に入ると


アクリル板の向こう側に扉が1つ、


それから椅子に座った記録用の警官の姿。






staff
ハ・イェビンがこちらに
参りますのでお待ちください


案内してくれた人はそれだけ言い残して出ていく。



ジェヒョク
ジェヒョク
わー…こわ

ヨシ
ヨシ
…これからアイツと
話すんやんな、

ジェヒョク
ジェヒョク
緊張しますね、


時間はそうかからなかった。


…いや、10分くらいは待ったのかもやけど


俺らにはそんな時間一瞬で過ぎていった。







何度か唾を呑み込んだところで


がちゃんと重い音が聞こえて


前を見たら、手錠をしたアイツが___。




イェビン
イェビン
…ㅎ

イェビン
イェビン
誰かと思ったらお前らかよ

ジェヒョク
ジェヒョク
…!

ヨシ
ヨシ
……















絶望した。

















イェビンは何も変わってない気がする。


これじゃ何を聞いても…。




イェビン
イェビン
何か知りたい事があった?
それとも様子見にきたの?

ヨシ
ヨシ

イェビン
イェビン
ふふ、あなたの下の名前は元気かな

ジェヒョク
ジェヒョク
……ねぇ、牢屋の中で
何か考えて過ごした?



ジェヒョクはあなたの下の名前の名前を出されて


少しキレながら質問を投げかける。


ドキドキしながら返答を待ってたら


イェビンは首をゆっくり回しながら


やがて口を開いた。




イェビン
イェビン
もっとあなたの下の名前と一緒に
いたかったなぁ、とか

イェビン
イェビン
なんであなたの下の名前がナギサなんかの
フリをしてたんだろうなぁ、とか

イェビン
イェビン
…そうだよ、なんで
ナギサなんかの真似を…



今の発言で空気がガラッと変わった。


警官も、筆記を追いついてから


鋭い目つきでイェビンを見つめる。














ただ1つ、まずいと思った。


プリ小説オーディオドラマ