会話文しかありません。
意味わかんない字の集合体。
『かっこいい〜!ヒーローみたい!』
『よっ、三門のヒーロー!』
「佐鳥、元気ないね、どうしたの?」
「とっきー、いやさ、ボーダーって一般市民(アンチボーダー除く)はヒーローみたいに思ってるでしょ?」
「そうだね、それがどうしたの?」
「オレはヒーローって言われたくない」
「そっか、佐鳥はなんでそう思うの?」
「…とっきーはさ、ヒーローっていったら何を思い浮かべる?」
「うーん、アソパソマソかな?」
「わかりやすい例だね、アソパソマソって「助けてー!アソパソマソ!」って言われた時だけ異常な聴力を発揮するじゃん?まあそれはおいといて、アソパソマソはヒーローだから誰かに助けを求められたらすぐに現場にくる、それにヒーローは遅れて参上するっていうじゃんか。ボーダーは助けを求められなくても市民を守るために近界民と戦うし、遅れてきて、大規模侵攻のような被害を出したくない。だからオレはボーダーのことをヒーローなんて呼ばれたくないんだ」
「やさしいね、佐鳥は」
「やさしくなんてないと思う」
「だってオレは市民かボーダーのみんな、どっちかしか助けられないってなったら迷わずボーダーのみんなを助ける。ボーダーはヒーローなんて素晴らしい生き物じゃないから」
オレは佐鳥のそういうとこがやさしいと思う
何が言いたいのかな我。わかんないよ…w
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!