第42話

3002;永遠にしたい場所だから
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2026/01/28 11:00 更新

ㅤㅤ 現状を淡々としたような口調で
ㅤㅤ 話すマキマさんに対し、

ㅤㅤ パワーちゃんとデンジくんは
ㅤㅤ テレビを観て 目を輝かせていた。


ㅤㅤ ……… まるで、宝石を見たかのように。
パワー
 電車でデンジが戦っておる! 
デンジ
 テレビに映るってのは 
いい気分ですねえ!


ㅤㅤ 次の瞬間、空気が凍った。

ㅤㅤ この状況に数多くのデビルハンターが
ㅤㅤ 嫌気をさしているのが嫌でも伝わる。

あなた
 ……… 
マキマ
 ボムちゃん … 仕事は 
果たしたってワケか
デンジ
 え? 

マキマ
 報道のせいでデンジ君が
日本にいる事を世界中に知られた
マキマ
 …… それに、 
あなた
 ……… ? 

ㅤㅤ 「それに」といった言葉を添え
ㅤㅤ あなたの一人称の方に視線を向けるが、
ㅤㅤ 何事も無かったかのように話を続けた。
マキマ
 アメリカと中国あたりは 
デンジ君を欲しがるだろうね
マキマ
 デンジ君のような悪魔でも
魔人でもない存在はすごく貴重だから
アキ
 ボムはソ連の刺客でしたよね? 
アキ
 なんで わざわざ 欲しがる敵を 
増やすんですか?

マキマ
 …… あなたちゃんと 
マキマ
 … デンジ君が私の手にさえ 
なければいいって事だろうね
あなた
 それってどういう … 

ㅤㅤ あなたの一人称が疑問を抱いたのと同時に、
ㅤㅤ デンジくんとパワーちゃんが声をあげる。
デンジ
 江の島かあ〜  … 
江の島って島か?
パワー
 実はワシの別荘が江の島にある 
マキマ
 ……… 









ㅤㅤ __デンジ君 旅行は延期。

デンジ
 え … ? 


ㅤㅤ マキマさんはあなたの一人称達に
ㅤㅤ 今必要不可な者の名を出し、命令をした。


ㅤㅤ 宮城公安の対魔2課から日下部さんと玉置さん。

ㅤㅤ 京都公安の対魔1課からスバルさん。

ㅤㅤ そして、民間にいるヒロフミ。


ㅤㅤ 彼らを一ヶ月雇え、と。

あなた
 了解しました 
マキマ
 うん、いい返事 

ㅤㅤ まるであなたの一人称を犬とでも思っているのか、
ㅤㅤ 頭をワシャワシャと撫でるマキマさん。

ㅤㅤ 一方、デンジくんは ……
デンジ
 旅行 … ? 延期 … ? 
パワー
 やった〜! 

ㅤㅤ 1人だけ会話に取り残されていて、
ㅤㅤ 今の状況を唯一理解できていなかった。
マキマ
 これからしばらくは
いろんな国の刺客が
デンジ君を殺しに来る
マキマ
 しばらくは自由がないと思ってね 
デンジ
 ……… 


:


:


:
マキマ
 ゴタゴタが続いているけど 
来年には銃の悪魔と戦うから
あなた
 ……… 

ㅤㅤ なんで、来年って言い切れるのだろう。

ㅤㅤ マキマさんに情報でも入ってきたのかな。
ㅤㅤ あなたの一人称達だけが知らない情報とか。


マキマ
 …… あなたちゃん? 
あなた
 … あ、少し考え事をしていました。 
すみません、何でしょうか?
マキマ
 …… 銃の悪魔の件、分かってると 
思うけど、あなたちゃんは無理に
参加しなくていいからね
あなた
…… いえ、あなたの一人称にも参加させてください 






ㅤㅤ __早川家大切なものを守りたいので。



マキマ
 …… 分かりました。許可します 
マキマ
 期待、してるよ。あなたちゃん 
あなた
 はい! 

ㅤㅤㅤㅤ3章2話『永遠にしたい場所だから』終

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