第16話

*。15 *。
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2020/06/21 03:56 更新
壱馬
壱馬
ぇ…?
俺は見つけた

よく行くカフェからの帰り

近くの公園の木の下に

水色のワンピース

じゃなくて

水色のパーカーを着た

ほしを

でも彼女は男と一緒だった

遠目から見ただけだったが

泣いているように見えた

彼女は車の中の男に

涙を拭われて笑っていた

久しぶりに彼女に会えた

胸の高鳴りは虚しく

嫉妬へと姿を変えた
壱馬
壱馬
は…?
すぐに来た

2度目の驚き
壱馬
壱馬
あのパーカー、、
明らかに見覚えがある

やましょうさんの

お気に入りのパーカーと

色違いだ
壱馬
壱馬
信じたくなかった

でも勘違いなわけもなかった

俺の目線の先には

ぼーっと立ち尽くす
壱馬
壱馬
やましょうさん、
小さく呟いた俺の声は

ほしと男を乗せて走り去った

高級車のエンジン音で

掻き消された

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