元高校教師かずきです
学生時代には
インターハイ、インカレで活躍し
バレーボールの貴公子ともてはやされ
マスコミにも注目されました
【強豪女子校のバレー部】
県大会を勝ち進み
全国大会でも上位に進むためには
女子バレーボール部員には
厳しい規律が求められた
なぜならバレーボールは団体競技
1人のうっかりミスで
試合に負けることがある
だから練習や普段の生活で
手抜きをすることは
許されなかった
常に全員が
全力で練習をし
規則を守り
禁欲的な生活をする
その部活の顧問である私には
学園や保護者、卒業生
地元コミュニティーなどから
強いプレッシャーがあり
今なら
「ブラック部活」
「体罰コーチ」
「セクハラ教師」
と糾弾されるようなことを
ごく当たり前に行っていた
しかし生徒やその保護者たちも
「厳しく鍛えることが美徳」
と言う価値観を強く持っており
「我が子を徹底的にしごいてください」
と懇願されていたことも事実だ
【新入部員の身体検査】
私が顧問をしていた
バレーボール部の新入部員は
毎年50名前後いる
新入部員は
中学のバレー部で強豪校にいたり
県代表だったような生徒たちだ
私が中学の試合を見て
スカウトした子もいる
スポーツ特待生枠で
入学してきた子もいる
毎年
中学を卒業した春休みに
新入部員を練習に参加させる
正式な高校入学までは
自由参加にしているが
参加を拒否する者はいない
最初の練習の日は午前中
体育館に新入部員だけを集め
身体検査と基礎体力チェックを行う
45名の新入部員が揃ったところで
と話した
もちろん出て行く者は1人もいない
入部してくる生徒も厳しいのは覚悟の上だ
それから
「今日は午前中
身体検査と基礎体力測定を行い
午後から上級生の練習に合流する
と説明した」
その時隣の者と顔を合わせ
ニヤついているやつがいた
と
体育館の天井が抜けるくらいの大声で怒鳴った
「規律を乱す奴はうちのバレー部にはいらない。今すぐ出て行け!」
と怒鳴りつけると
顔がひきつり泣きそうになって
「ああ、す、すみません」
と謝る
と2人を引っ張り
出口の方へ引きずって行った
すると
「申し訳ありません」
「もう2度としません」
と必死で謝るので
土下座で謝罪をさせ
許してやった
「今後、俺の話を聞かない奴は一切容赦しない」
と他の者にも念をおした。
「わかったな」
「はい!」
私が命令すると
驚いて目を丸くする子が何人かいた
「すぐ脱げ!」
大きな声でもう一度言うと
ビクッと肩を震わせ
全員が一斉に
スポーツシャツと短パンを脱いで
パンツとブラジャー姿になった
私が怒ると
全員が急いでブラジャーを取り
おっぱいを見せた
バレーボール練習用の
ニーハイソックスも
1人が脱ぎだすと
全員が慌てて追従した
さらに全員が
トレーニングシューズも脱いで
素足になった
全員がパンツ1枚になって
整列したところで
私は次の指示を出した
「じゃ、邪魔になります」
と何人かが直立したまま
おっぱい丸出しで答える
と大声で怒鳴った
「ヒーっ」
と怯えた声をあげ
それから慌てて服をたたみ直す
そして全員が
体育館のステージの上に
衣服を置いて
おっぱいをぷるんぷるん揺らしながら
ダッシュで戻ってきた
ちんたら歩いている奴がいたら
しかり飛ばそうかと思ったが
今年は全員が
ダッシュで行って戻ってきた
これは
しごきがいのある子が多い学年だと思った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!