第27話

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2024/07/31 09:23 更新
無限列車の一件から十日。



胡蝶しのぶ
この間ぶりですね、あなたの名字さん。
あなたの名字は蝶屋敷に来ていた。
あなた
...............失礼します。竈門炭治郎様はいらっしゃいますか?
胡蝶しのぶ
(............‼︎柱が一般隊士のことを様付けしている..........)
胡蝶しのぶ
はい、病室にいますよ。案内しましょうか?
しのぶはあなたの名字に微笑みかけると、あなたの名字は小さく頷いた。
病室の中では、炭治郎たちがいつも通り、騒いでいた。
胡蝶しのぶ
炭治郎さん達.........?静かにしてください.........?
我妻善逸
ヒッ‼︎
ゴゴゴゴゴゴゴゴ.............という音が聞こえそうなくらい圧をかけると、三人は静かになった。
善逸は、端の方で怯えている。
竈門炭治郎
すみません、しのぶさ_______
炭治郎が後ろを振り向くと、ハッ、と目を見開く。
胡蝶しのぶ
こちら、あなたの名字さんです。炭治郎くんたちは会ったことがありますよね?
竈門炭治郎
...........っ.........はい!
炭治郎は思わずベットから降りて立ち上がると、勢いよく頭を下げた。
竈門炭治郎
あの時、煉獄さんを.........俺たちを守ってくれて、ありがとうございました‼︎
あなた
..............いえ。
我妻善逸
なぁ、炭治郎。この人は...
竈門炭治郎
鬼と遭遇した時に、煉獄さんと俺を守ってくれた人。
嘴平伊之助
強ぇのか?
竈門炭治郎
ああ。すごく。
あなた
...................いえ。私は強くない。あの時は運が良かっただけです。
竈門炭治郎
どうしてここにいらっしゃったんですか?
あなた
.................









あなた
竈門炭治郎様に、炎柱様から伝言を預かっております。
竈門炭治郎
っ........
あなた
....................私は炎柱様から伝えて欲しいと頼まれておりますが.........お聞きになりますか?
竈門炭治郎
.........はい!
炭治郎は真剣な顔をして頷く。
あなた
読み上げます。「俺は、君の妹を信じる。鬼殺隊の一員として認める。」.......だそうです。
竈門炭治郎
..........っ.....
炭治郎は堪えていたが、やがて、大粒の涙を流した。
竈門炭治郎
うっ........うぅ..........
我妻善逸
...........炭治郎
下を向いて涙を流す炭治郎の背中を善逸が支える。
あなた
______失礼します
あなたの名字はその場から立ち去り、すれ違い様にしのぶに囁いた。
胡蝶しのぶ
...................不思議な方ですね
しのぶは誰にも聞こえないくらいの声でつぶやいた。

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