この制服……うちの学校のだ……







だけど見たことがない、見た感じ不良だけど……

男の子の血がガーゼを真っ赤に染めていた







止血出来ない……とりあえずガーゼを新しく貼り直す。

私は急いで部屋を出てキッチンに向かった

















？？？視点

ここ、どこだ？







俺は見覚えのない天井をみていた

めっちゃ丁寧……やり慣れてんのか？

二度寝しようかな……寝みぃし……








………………

勢い良く起き上がったせいか手当されていた傷口が痛む





この部分を抑えながらベッドを降りた







部屋は見た感じ女の部屋っぽかった








まぁ、だとしたらあの氷羽那の総長だろうな、










しかし、不良どもが恐れてる組の総長がこんな可愛らしい部屋とはねぇ、







個人的にもっと趣味悪ぃ部屋してんのかと思ってた

とりあえず俺はこの部屋から出て階段を降りた









すると目の前には玄関と明かりの着いた部屋









普通に帰ろうと思ったが手当してもらったのに礼もなしに帰るのはあれだと思い俺は明かりの着いた部屋の扉を開けた








するとそこには気絶する前に見た茶髪の女がキッチンに立って料理をしていた






数分俺は棒立ちしていると女は俺に気づき驚いた顔をしたがら近づいてきた

あなたの下の名前視点

うん、こんな味で平気かな？










あとは………ご飯がたければもう食べれるけと……







あの男の子、もう起きたかな？






一応あの子の準備をしておいた








もう夜遅いから食べてって貰おうと思ったから







私が起きてるかどうか確認をしようと後ろを振り向くとさっきまで寝ていた男の子がドアのところに寄りかかってこちらをみていた









私は驚きながらも男の子に近づいた

私は男の子の体に触りガーゼに血が着いていないか確認した






すると……

そう言うと男の子は驚きながら自分の手首をみていた








気づかなかったのかな…？

私は血が出ていない方の手を掴みソファへと誘導しガーゼを変える







男の子は終わるまで私を見つめていた

男の子は警戒しているのか何も話してくれなかった







でも数分たち男の子は口を開いてくれた

中学2年生……同い年だ……

ﾋｯ、舌打ち！？

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ  ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

うーん、親御さんに心配させちゃうのもあれだし……こんな傷だらけで帰らせてもびっくりちゃうし……







どうしよう……

訳ありって…感じかな……

私がそう言うと湊音くんはｺｸと頷いた